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心の雨

私の心と頭は彼のことでいっぱい。
一度致した彼。
よくもこんな短期間で、と自分でも思うくらいにのめり込んでいった。
もしかしたら、身体が喜んでるだけ?
とも思っていた。
けど、本当か嘘か分からないけれどもLINEで沢山の愛の言葉をくれる。
どんどん私の身体の隙間という隙間に彼が入ってくるのがわかる。

LINEの返事を待つ。ひたすら待つ。
既読になるのを待つ。
特に夜中の既読待ちは辛い。
返信が来るのをひっそりと待つ。

実はまだ一度しか会っていない。

仕事は忙しそう。
本当に忙しそうだった。
会いてる時間は睡眠に充ててもらって仕方がないと思っていた。

ふと、不倫をしている事に気づく。
知っていたけど、知らないふり。
通勤電車内で不倫への代償を読んだ。
のめり込めばのめり込むほど別れが辛くなる。
本気ならすぐ別れるべきと。
多分付き合いが長くなるほど、別れは辛いはず。

親友にそれとなく気になる男性がいることを伝えていたので、少し意見をもらう。
『その男はクソの中のクソだよ。奥さん嫌いなら別れれば良いのに』
結構心が抉られた。
私もクソじゃんって。
そして、好きな人のことをクソ呼ばわりされて悲しかった。
でも、友人は私の事を心配してくれている。
よくわかる。
『うん。本気の愛は終わらせよう。昼休みに決行だ』
私は彼にLINEを送った。

私には婚外恋愛は向いていなかった。
一度会って話せたら嬉しい。
もしくは、一言最後にください。

涙が止まらない。
こんなはずじゃ無いのに、ダバダバ流れてくる。
あ、本当に私好きなんだな。
彼でいっぱいになっている事を思い知らされた。

数時間後に既読がつく。

『愛おしい。すぐに会いたいけど、仕事で会いに行けない』

激務の彼は絶対に無理。
会おうと言っても簡単に会えない。
でも、会いに来て欲しい。

もっと泣いた。
仕事を終えて、職場を出る。
涙が止まらない。
百貨店でジェラートを食べる。
泣く。
食べる。

帰宅して、家事が落ち着いたら連絡が来た。
今仕事が終わったよ、の22:00。
好きな気持ちが溢れて。
いつか終わりが来る不倫は辞めると申し出る。
泣きながらLINEで会話をする。

結局、フワッとしたままLINEが終わってしまったのだ。
あんなに泣いた日はないくらい泣いたのに、フワッと。

悩みは尽きない。

続き、書きたいのに。
また、次になりそうです。

ここで知り合っnoterさんに一番救われたかもしれません。ありがとうございます。
否定から入るのではなく、寄り添ってくださって感謝しています。
そうだ!今回言いたかったのは、noterさん達への感謝だったのかな💛

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