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お金の教育の必要性

生活していく上で重要なお金ですが、
お金について学ぶ「お金の教育」は、
今までの学校教育では深く取り扱われてこなかったのが現状です。

やっと、2022年4月より高校の新科目「公共」で金融経済が、
「家庭科」では資産形成にも触れた授業が本格的にスタートしました。
今後はますますお金の教育が進められるはずです。

子供のころから「お金の教育」に取り組んでいると、
お金の大切さがわかるようになります。

「お父さん・お母さんが一生懸命働いてくれるからお金が手に入ること」に気がつき、「お金があるから必要なものが買える」「お金を貯めておくと、お金が必要になったときに困らない」ことを学べます。

しかし一生懸命働いても、お金持ちになれる保証も
安心も自由もどこにもありません。

本当に必要なのは「安心」と「自由」のどちらも手に入れて
幸せな人生を送るという事です。
この考え方をリッチマインドと呼びます。

「安心」と「自由」、どちらも手に入れる人生には
お金の教育は欠かせません。

パレードの法則とお金の教育

パレートの法則は、イギリスの経済学者ヴィルフレド・パレートによって
提唱されました。
経済活動において全体の数値の大部分(8割)は全体を構成するうちの
一部(2割)の要素が生み出しているという考え方です。
もともと顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割をあげているという
考えがもとになっています。
「2:8の法則」とも呼ばれています。

現在では、
「全商品の上位2割が8割の売上をあげる」
「教科書に書かれていることの2割を覚えれば
テストで8割以上取れる」、
「物事の本質の8割は、2割を見ればわかる」
など、様々なシーンでこの考え方は活用されています。

この考え方を教育にも当てはめて考えると、
教育に必要な全体要素のうち、2割を「お金の教育」に費やすことが出来れば、教育の全成果の8割を達成できるといえるでしょう。

教育の全成果とは子供にリッチマインドになってもらう事です。
今かけている教育費の20%、あるいは使っている時間の20%を
「お金の教育」に使ってみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルリテラシーの80:20の法則

最も重要なファイナンシャルリテラシーの要素とは
お金を作り出す「マインド」を整えること。
「お金の仕組み」を理解すること。
「お金の歴史」を知ることです。
この2割の部分を押さえれば全体の8割の効果を出せるのです。

ファイナンシャルリテラシーがあれば
今の自分にとって必要な情報を引き出し、
適切に判断して、行動するために活用できます。

つまり、自分で選択し行動することで
「安心」と「自由」を手に入れることが出来るようになるのです。

子どものうちからお金の知識を身につけ経験を積み、
社会の中で生きていくための基盤を育てましょう。



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