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キャピタルゲインと欲

投資をして怖いなと思ったことを書きます。

キャピタルゲインを狙う取引は欲との戦いです。
誰しも投資をする目的は儲けたい。
その気持ちはあると思います。
最初は恐る恐る投資をスタートするのが普通だと思うのですが、気がつけば欲に飲まれる方も多いのも現実です。

私は若い頃信用取引を多用していました。
お金がなく、買えない株があったからです。
信用取引をするとおよそ手持ちの3倍位までの取引が出来るようになります。
そうすることによってより多額な取引が出来ます。
21歳の時の私も、欲に飲まれていました。

当時、東証は株価100万円以上の銘柄は板が1万円刻みで、104万円で買って105万円で売るような取引をしていました。手数料かかっても、大学生にとってはいいお小遣いになります。
これくらいならば可愛いものなのですが、当時何を思ったか、信用2階建てしたこともあります。

信用2階建てとは、現金で買った株を担保にして、同じ株を信用取引で買うから2階建てです。いい感じに欲に飲まれています。
想像通りですが、危ないです。
証券口座の残高の上下動に一喜一憂したものです。
たまたまその取引はうまくいきましたが、我にかえってみると危ない取引をしたと思います。

儲けようとすればするほどリスク(株価の変動性)を取りがちです。下落時はどこで損切りか、上昇時には利確か見極めが難しいのです。

一度大きく負けると博打性が強くなり、取られたら取り返すといった感じなることもあると思う。

証券市場はそんな欲と欲とのぶつかりあいです。
純粋なキャピタルゲインはゼロサムであり、勝つ人がいる裏側で負ける人がいます。

そんな中で人気が出てきたのが投資信託です。投資信託は証券が分散されているリスクが抑えられています。

投資信託は、配当が再投資されたうえで、時価上昇を伴った結果、基準価格が上昇していきます。
投資信託は高度に分散投資されているので値動きが小さくメンタルが揺さぶられにくいのがメリットです。
証券市場に長く居続けるのはメンタルとの戦いです。だからこそ積立投資の設定をすればあとは見ないほうがいいのかもしれません。

私もよく投資はメンタルといいますけど、汚く言えば欲です。
儲けたい、損したくない欲から、メンタルが揺さぶられます。



投資信託の出口戦略として、定率取崩、定額取崩の2つが主な方法になると思います。
この方法が自分の欲との戦いで機械的に取り崩す事が出来るかどうかが、自分に決済出来る能力が残っているかがポイントかと思う。

よくいう4%ルールだとすると資産が余る可能性がある。言い換えるとNISAを利用した場合非課税効果を最大限享受できなくなる。

また、NISA枠を利用していると元本売却すれば枠が復活するのも欲との戦いかなと思う。空いた穴は埋めたくなるのが人間だと思う。

また、取り崩し開始時点での資産から平均寿命までの期間を割ってその金額を定額取り崩しするのはどうだろう?
それか資産残高を残り年数でわった均等取崩し
iDeCoみたいな定期間取崩。運用しながら元本取り崩しているので、ある意味理にかなってるんだろうな。

貯めすぎた資産は、相続税が取られ、相続人がいなければ国に収容される。

ただでさえ、少子化で相続人の数が減っているので、意図しない相続の発生があると思う。
お金がない人ほどお金でもめるのはよくあること。

私(閲覧者)が必死に貯めた資産が他人に流れることもあると思う。仲の良くない義家族にも相続権が発生する可能性があるかもしれない。独身だと、甥や姪に流れて、全然知らないところに行くかもしれない。

DIE WITH ZEROじゃないけどゼロでは死ねないけど、可能な限りゼロを目指せたらいいかな。

なんかとりとめもない独り言許してください。
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