伊ミラノの守護聖人ゆかりのサンタンブロージョ教会
ミラノでは市内南西にある運河をみたあと、トラムに乗ったり降りたりしながら下町を歩き。これまで仕事関係の場所やミラノ大聖堂、ミラノ中央駅あたりがいわゆるミラノと思ってたので、下町がなかなか新鮮でした。
このあたりまで、歴史ある古そうな教会だなあと
けっこうのほほんと歩いてました。
祭壇の後ろ側まで来ると祭壇の下が低くなっていて、先に降りた人がしゃがみ込んでます。なんだろうと入れ替わりに降りて行ってみると、
祭壇の下、後ろから回り込んだところに覗き込んだら衝撃。
ミラノの守護聖人 聖アンブロジウスのミイラがまつられていました。
どうみても人のミイラです。私には山形あたりの即身仏みちゃった位の衝撃でした。
聖アンブロジウスはこの教会を献堂したミラノの守護聖人で4世紀の人らしい。聖アンブロジウス サント アンブロージョでイタリア語で読むとサンタンブロージョになるのでしょう。このあたりイタリア語やフランス語の読み方難しいデス。
とにかくこの教会、大きくはないけど、神殿の遺構を聖アンブロジウスの頃に教会になって、今の建物は12世紀頃のものらしい。
ミイラインパクトの影響もあるだろうけど、なにげなく来たミラノの下町で入った教会がすごいとこだった感 がスゴイです。
実はこのサンタンブロージョ教会に至るまで、トラムからの車窓で気になったところで降りたり、また乗ったり。
で、この門をくぐって先へ行くと、
その先にある古めかしいのはナニ?と思ったらサンロレンツォ聖堂前の円柱遺跡でした。
ググるとローマ時代?とかあるけど、聖堂の案内には昔は教会の一部だったとあったので、ローマ時代まで遡るものじゃないのかな?
しっかし、すごい遺跡。その横っていうか側面をトラムがゴロゴロ走って行くミラノの下町。
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