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後ろめたくないおやすみを求めて

バームクーヘンを撒き撒きし無事最終出勤日が終わった。
月曜から有給休暇消化期間に入っている。それで、盛大に休みを持て余している。

会社を辞めようと決めたのは、メンタルが限界になったからだった。
感情のコントロールがきかなくなって、始終カリカリピリピリしていた。眠れなくなったり、トイレにいきたくないのにトイレに行きたいような気がしたり、食欲のタガが外れていたり。
アップダウンが多すぎて自分もパートナーもほとほと困った。
診断を受けにいったわけじゃないけど自律神経がこんがらがっておかしくなったんじゃないかと思う。休職という手もあったけど、それを選んでも職場や仕事内容が改善されるか保証もない。
だから、休んで治したくて元気になりたくて辞める決断をした。

なのに!
休んでみたら、というかもはや有給休暇消化開始前日からもう休むのが嫌になった。休むのやだよ~と日曜の夜に駄々こねた。
転職先が決まっていない未来の不安と、なーーーーんにもない日常をどう過ごすかの持て余し感と、働いている人々への罪悪感などなどがマーブルを描いている。
あまりにも下手すぎる。自分で自分がめんどくさい。
休みたいって思って辞めたんじゃないの、あなた!


思い返してみれば人生において「休む」をしたことがない。
夏休みって中学部活と塾、高校は勉強しに学校か図書館、もしくは市内の本屋をぐるぐる巡っていた記憶だ。
今みたいにインターネットの娯楽があふれていたらよかったが、そんなものもなく。田舎だったので、娯楽施設もなく。家の方針で勉強まみれ、逃避のために読書に溺れていた。
生まれ育った環境と家族の話をしだすともうキリがないので、やめておくが、なんかまあそんなかんじで「休む」が下手くそである。

積読を読むのもよし、資格の勉強をするのもよし、転職活動をするのもよし。旅行にだっていける。
なんだってできるのに、あまりに自由に使っていい時間が多すぎて、何も手付かずになって、ただ焦燥感だけが身体を駆け巡っている。
心身健康にするために辞めたのにすでに本末転倒である。


おおよそ80歳まで生きるとすると、たった一か月の休みはその生涯のたった0.1%くらいに当たるらしい。
で、わたしは0.1%の休日のさらにその0.01%くらいを持て余してる。
このままじゃ60歳越えてから虚無になるのでは?
それはそうなのよな。そんな実感がもうこの年齢でひしひしと感じられる。

なので、やりたいことをまず考えることにした。
やりたいことと、やらなきゃいけないことがごっちゃになっている部分はあれど、タスクと予定があるだけで気がまぎれることは間違いない。

やりたいことー(直近・先々問わず)
・転職活動をゆるくする(無職になるので)
・旅行の計画を立てる(今月いくので)
・積読をすこーし解消する(解消速度より積み速度のが速いので)
・算数ドリルをやる(算数ができないので)
・簿記三級のテキストを読む(積んで一年経ったので)
・社会保険労務士の資格をとりたい(まずテキストをひらけ)
・牛沢さんのカードシャークと龍が如く5を全部見る(途中!)
・QuizKnockの須貝さんと作れるプログラミングの動画見ながら練習する(最初のはやった!)
・なが~~~~~~く続けられるやったことのない趣味?を見つけたい(やったことないほうが楽しそう)
・科目履修生か聴講生か通信制かわからないけど大学にもう一度入って学びたい(すぐじゃないかもしれないけど)
・ダイビング免許とりたい(すぐじゃないかもしれないけど)

このくらいかな。書き出してみると意外とやりたいことある。

そういえばスプラ3も発売する。
空間把握能力が人よりだいぶ低空飛行なので、空き時間に練習するかも。目と腰が死なない程度に夢中になりたい。

リストのやつちょっとずつでもしたい。
やりたいことややったことが、もしかするともしかして、人生のなが~~~いお供として仕事になったり、友だちになったり、そんな進化を遂げるかも。
そう期待しとけばお休みに罪悪感をもたずにいられる!
そうなりたい!
すぐはむり!