加害者に会うという選択/性虐待からの回復④


書くことに意味があります。伝わる人は少ないかもしれませんが、響くことがありましたら幸いです。

何年か前の話になりますが、祖母が亡くなりました。そのお葬式の時に、加害者も来るという話だったのですが後に聞くと「お前は来るな」という周囲の反対を押し切って出席。というような形だったそうです。

事情を知る身内からは、気遣いで、「出席しなくてもいいんだよ」と言われましたが、何日か考えて出席する事にしました。

親戚全員が知ってるわけではありませんでしたが、葬式当日は事情を知っている人が、私の隣にそいつが来ないようにするのを止めてたみたいですね。(空間的に間に入ろうとしたり)

相手は悪びれる様子もなかったので、私のことは気にしていないという感じでしたが。

結局、亡くなった祖母の遺体の服の、紐?みたいのを結ぶ時隣にいましたけどね。
感想は「なんだ。意外と大したことないじゃん」でした。

前日は大丈夫か。不安でしたが、あらゆる事を乗り越えてた後だったので、楽すぎてあっけ、、というか。そんな感じでした。

私の表情はというと笑顔。(式中とかは、ちゃんと真顔ですよ)

お葬式で笑顔というのは不謹慎かもしれませんが、微笑みほど、人間の脳にプラスなものはないと知りましたね

人間。わからない。のが1番怖い

実際対面してしまうと。大したことない(相手の人間性も含めて)が結果です。
そもそも、子供にそんなことする奴、恐れるにも値しないんですよ。
ただの、脳の反応でしかなく。大人になった私の前では取り上げて、意味のあるものではありませんでした。

恐怖は想像や頭の中で膨らむものですから、実際やってしまえば怖くない。というのはどんなことでも共通してあるのかもしれません。

※ただ、脳は反応するのでその後3日ほどは調子が悪かったです。(この時期、自営業をしていたので働かなきゃで、悩む時間がなかったのも良かったのかも笑)

実際どうしても祖母のお葬式は出たかったわけじゃなくて(全ての元凶というかこのクソババァと思ってたんで)純粋に自分のために出ました。

家族に対して憎しみとかもありましたが、結論は出ていて

元を辿ると、戦争がいけない。

(第二次世界大戦のことですね)
相手も悪いですが、機能不全家族から、難しい問題まで考えるとそこに行き着くのかなぁと(これについては今回深く掘り下げません)

ただ、個人的には、祖母の葬式は出てよかったなと。(その後の自分のためにはなった)

後日、主治医に加害者と対面した話をすると

「そんな話は聞いたことがない」

と驚いておられました。
そりゃそうかも汗、相談する前に行っちゃってすみませんでした^_^;

※ちなみに私のケースは、相手が幼児性愛者だったため、現在は襲われる心配や、また、殺される心配などが無かったので、大丈夫でしたが。人によっては殺されたり襲われたりする可能性があるので、誰にでも当てはめられるものではありません。


現在、自分のフラッシュバックとか含め考えると「自分の最大の敵は自分」という状況です。

今回はこの辺りで⭐︎
また、調子の良い時に書きます^^