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片付けにハマって思ったこと

昨年、片付けにハマりました。

その前、部屋はモノであふれかえっていました。
その頃、私は人生に行き詰まっていました。
そんなとき、友人から片付けを勧められました。

まずは山のような洋服をどうしようか考えました。その頃、私はメンタルの持病を悪化させていて、モノにも魂があってそれを大切にしなければならないと思いこんでいました。
なので、なるべく捨てないで片付けをしました。
まずはリサイクルショップに持って行きました。
結局、リサイクルショップではほとんど買い取ってもらえず、その代わり、一角にある古着回収ボックスに入れてきました。
ユニクロは古着の回収をしていたので、ユニクロの古着は店内のボックスに入れました。

それから山のような本を、一つ一つどうするか、手にとって考えました。
本とは情報です。私は自分には知恵が足りてない、情報が欲しい、と渇望していたのでしょう。一生かかっても読みきれない本たちは、古本屋さんに売って、本当に読みたい本だけを残しました。

それから、仕事で使うために用意していた山のような文房具を、本当に使うものだけに減らしました。少しでも仕事の効率を上げたいと思って、少ししか使わないモノを何かのときのためにと大量にストックしていました。

仕事が続かないときに備えて、好きでもないのにハンドメイドの材料も買ってありました。なんとなく後で子ども達と遊ぼうと思ったものだけ残しました。

子ども達の製作物は一部だけ部屋に飾って、厳選して手元に残すことにしました。

部屋は自分の心の状態が反映されます。
昔、私の部屋はきれいでした。
ではいつからモノに溢れてしまったのか?
2人目が生まれて、睡眠時間もろくに取れない時期を過ごしました。その頃から、身体が疲れて仕方なくなりました。
そうしたら、不安感が襲ってきました。
その不安を、心の隙間を埋めるように、モノを買い、部屋はモノであふれかえっていました。

片付けをして、驚いたのは時間に余裕がでてきたことです。ストレスも減りました。モノを探す手間がなくなり、また、自分にこれは本当に必要なモノかを問いかけて残したモノ達に囲まれているので、好きなものに囲まれているからです。

暮らしている中で、何がどこにあるか当たり前に把握できているって本当に気楽です。
そして、片付けをしながら、自分にとって本当に大切なモノは何かをたくさん問いかけて、たくさんのモノをもったいないと思いながら手放して、その結果、モノも時間も大切なことに集中できるようになったのだと思います。

片付け、大変でしたが、やって良かったです。

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