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vol.1 「航空無線通信士」攻略法

受験費用:9300円 
準備期間:2週間 (1日1時間)
使用参考書:航空無線通信士 試験問題集 (合格精選400題) (価格2640円)

※最後に試験当日のエピソードを書いたので読んでいただけばと思います。

とりあえず、回りくどいので結論から言います。
 この試験マークシートでありながら、そっくりそのまま過去問と同じ問題が出ます。
これに気が付かずに馬鹿正直にテキストをゴリゴリ解き進めるのは時間の無駄です。

試験対策は過去問題集の各問題文の1行目とその問題の解答だけを暗記すればいいです。めんどくさい人は、偶数か奇数か好きな方を選んで、偶数なら偶数のページを、奇数なら奇数のページだけ暗記してくれればいいです。
それでもボーダーには十分届くと思います。

次に、おそらく興味ないと思いますが、試験内容の説明をします。
試験内容は、無線工学・航空法規・英語の3本立てとなっております。
繰り返しですが、試験はマークシート方式です。
ざっくり言うと、物理(電磁気)・法律・英語という内容で、それぞれに
 〇 無線工学 70点満点中、 49点以上
 〇法規 100点満点中、 70点 以上 
 〇英語 105点満点中、 60点 以上
               という合格最低点が決められています。
まぁ丸暗記なんで合格最低点とかどうでもいいっすよね。
 
 また、これらの筆記試験に加えて、同日に電気通信術という試験も課せられます。フォルテックコードと呼ばれる無線通話で使用されるコードの聞き取り音読がその内容になります。
 こちらもまた、下の表を暗記するだけなので人間ならできます。


最後に、試験当日のエピソードをお話しします。

 会場には100人以上の受験者が集められ、到着順に前から席についていきます。(私は後ろの方に座りたかったため、ぎりぎり10分前に入室いたしました。)
 筆記試験の説明が終わると、試験が開始されます。
筆記試験を終えたら、順番に別室に呼ばれ、電気通信術の音読をします。
各テーブルに試験官のじじいが座しており、空いているテーブルに座り、各自試験をはじめます。
 試験後、割とできたという自信があった私に、試験官のじじいは「音読を開始する前に音読はじめ。と言わなかったから減点な。」と言ってきました。しかし、そのような説明は会場で一度もなされていなかったため、私は「なぜ筆記試験ではそういった注意を事前に説明するのに対して電気通信術だけ試験前にそういった説明がなされないのか?仮にその説明がなされるの否かが試験官を担当する人によって異なるのであれば、不平等であると思います。」と反論しました。
するとじじいが、「俺は飛行時間1万2千時間のパイロットだぞ??」と、この俺に反論するのかと言わんばかりに聞いてもないことを言ってきました。  退職し飛行機を降りた後には、自己顕示欲を満たせる場面がなくなり、
自ら言ってしまったのかなと思います。
パイロットというのはコックピットという狭い世界の住人なので、こういう高飛車なくそじじいが産出されやすい土壌があるのだと思いました。
本質的なコミュニケーション力はないですよね。
 しかし、サイコパス気質の私は、素直にすみませんとは言えずに、「だから何ですか?関係ないこと言わないでもらえます?」と反論に反論を重ねてしまいました。
失礼します。と小さく鳴き、顔が赤くなった飛行時間1万2千時間のくそじじいを横目に会場を後にしました。

試験は無事合格しましたが、このリトル口論が試験前に起きていたら普通に落ちてたと思います。
筆記試験の丸暗記は変わらず有効なので是非私を信じてやってみてください。

                                以上





 


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