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初投稿

新入社員で入った先の会社で、
入社してすぐ憧れの人ができて
その人に近付くことが目標になった。
本当にその人がとてもとても輝いて見えて
尊敬できるところがたくさんあって
その人みたいになりたくてなりたくて
ただガムシャラに頑張ってたあの頃。

けどどんどん変わっていくその人を見ていて
その人への憧れの感情がだんだん薄くなっていく感覚を今でも覚えてる。

やりたいことも変わり
その会社で頑張る理由もなくなり
私はたくさん考えた結果、退職した。

今は当時のように何か目標がはっきりしてて
そこに向かって一直線、という生き方というよりかは
自分の好きなペースで働けて
のんびりした生活。

時々あの頃みたいな刺激がほしいと思い
物足りなさを感じる時もある。
今は今で十分楽しいけれど
目標があってそれに向かって努力ができるって
とても奇跡なことなんだと
当時はそんなこと気付けなかった。

目標って作りたくても作れるものじゃないことを知り、
憧れの人が憧れの存在でなくなっていく感覚も知り、
それと同時に
自分をしっかり持つことの大切さも知った。

それに気付いた今、
これからどんな生き方を選択するかは自分次第。
これからまた新しい発見があるだろうし
それをどう受け入れていけるかわからないけれど
経験を通していろいろ気付けることが今は楽しい。

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