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どの階層にも影響をする、自己理解からの他者理解。ここをどうクリアするのか?【読書:なぜ、人と組織は変われないのか】

おはようございます!

継続の極意は、一旦立ち止まっても、もう一度、さらっと再開できるところにあるんだろうなぁーと改めて感じている今日この頃です。


さて、今日も読書メモの回です。

『なぜ、人と組織は変われないのか ハーバード流自己変革の理論と実践(ロバート・キーガン/リサ・ラスコウ・レイヒー/池村千秋)』


前回まで、第2回ワークショップに向けた面談やアンケート調査を踏まえた結果を観てまいりました。「仕事のスタイルの違いが尊重されていない」ことが明確になったチームに対して、理解することから始めるワークショップとなります。

その内容を観ていきましょう。


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新たな問題へどう対処するか?

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第1回アンケートを行った結果観えてきた結果に対して、どのように対処をしていくのか。

第2回ワークショップのテーマを、仕事のスタイルの違いをもっと理解し、チームの信頼感向上へつなげるとしました。

その前段階として、「マイヤーズブックス性格指標(MBTI)」の実施をしました。これは、カール・ユングの考え方を基に、正確タイプを判定します。正確タイプの優劣はなく、どのタイプにも強みと弱みがあることを理解するためのものとなります。

この理解を促進することにより、以下の2点をチーム内の共通認識として落とし込んだのです。


①コミュニケーションがうまくいかないのは、相手の「落ち度」ではなく、ニーズや価値観の違いが原因である
②自分の優先事項は相手にとってそれではなく、相手にとっての優先事項は何か?という視点に立つことが重要である(コミュニケーションスタイルの調整をし、ギャップを埋める作業となります)


思考の手助けとしたのは、『推論の梯子』という考え方です。

人は誰もが物事を不正解に解釈しがちであり、梯子を登るように、その不正解な解釈の上に物事を組み立てていくのです。

どのように、自分が解釈しているのかを検証をし、修正をしていくのかのための基準となります。



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もう一つのテーマ

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自身の理解と相手の理解を促進したうえで、もう一段階考える必要があります。それは、「仕事のスタイルの違い」です。

特に、自分の仕事のスタイルは免疫機能の克服に活かせるように支援が必要となります。そのためにも、ワークショップの時間配分が重要です。

自分の性格とコミュニケーションスタイルが他者とのコミュニケーションの取り方にどう影響を与えているのかを知るために半分以上の時間を割きました。


その上で、改善目標に向けた進捗状況を互いに報告をしあうようにしたのです。



悩みますね。

この状況下において、あるまることが出来ない中、どのようにワークショップにあるプログラムを活用することが有効と考えられるのか。

そして、どのようにチームとして機能させていくことが有効となるのか。


常に考えながら、前へ進んでいければ良いと思います。

これが読み終わったら、いったん整理しよう。



今日も学んだー!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

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講内 源太


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