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海外で暮らしたから気づけた、木曽谷の素晴らしさ。

こんにちは。玄草の長屋詠一郎です。
前回の記事、予想よりも多くの方々に読んで頂けて驚いています。
やはり想いを形にするのは大事だなと思いました。

前回の記事はこちらら!

木曽谷に移住して3年。
日々感じるのは、この場所の住みやすさです。
自然と近い暮らし、歴史と文化が根ざす場所、新しい物事が起こる地域のエネルギー感。

海外で6年暮らしていたから、より強く感じる素晴らしさかなと思います。


木曽谷の素晴らしさ。

雨が降った後に見せる奥深しい自然の姿。

靄(もや)がかかる木曽谷の山々。

体に染み込む木曽谷の湧き水。

世界一おいしいと思う、木曽駒ヶ岳の水。

日本の歴史を感じる中山道の風景。

木曽町の上の段(中山道)の冬景色。

などなど、本当に書ききれないくらい、たくさんあるんです。

自分ができること、したいこと。

木曽谷に移住して、数多くの素晴らしい人やものがあることに気がつきました。素晴らしい人やものだから、是非もっと色んな人に知って欲しい!そう思い、自分のスキルや得意なことを活かして、活動してきました。この動きは、今後も続けていきたいし、よりその動きを活発にしたいと思います。
今回はその一部をご紹介します。

平飼い卵を営む木守屋さん。
木曽おもちゃ美術館さんの公式フォトグラファーをさせて頂いてます。

木曽おもちゃ美術館さんの公式フォトグラファーとして、半年ほど撮影させて頂いております。その中で感じる、この場所のポテンシャル。そして、地域内の良いものを活かし、循環させていくというコンセプト。

木曽町で作られたお蕎麦を製粉し、その場で手打ちでお蕎麦を提供する。

この循環をもう一つレベルアップしたのが、こちらの取り組みです。
①木曽町のお蕎麦を、木曽おもちゃ美術館さんが購入し製粉する。
②そのお蕎麦が、木曽おもちゃ美術館さんで提供される。
③製粉時に出た蕎麦殻を、木守屋さんの鶏が食べる。
④木曽おもちゃ美術館さんがその卵を購入し、卵かけご飯として提供。
⑤来館したお客様が召し上がり、木曽町にお金が落ちる。


自分ができることで、頑張っている人を応援したい!

それで喜んでくれる人、笑顔になってくれる人がいれば、
それ以上の幸せはないのではないかと思います。

今回は木曽おもちゃ美術館さんと木守屋さんを繋げさせて頂き、写真撮影や広報をさせて頂きました。自分は新しい物事を作り出したり、掛け合わせて新しい価値を提供していくことが、どうやら好きな様です。

移住に関して思うこと。

自分は、

岐阜県→ニュージーランド→オーストラリア→東京→西表島→長野県→イギリス →岐阜県→現在: 長野県木曽町

という感じで、いろんな場所に住んできました。
海外にいた時の動きまで含めれば、すごい数になると思います。

いつも思うのは、その地で出会う最初の人がどんな人かによって、その地の印象が変わる。ということです。

ニュージーランドで最初に出会った人達。
本当に素敵な人達でした。
英語を全く話せない僕を迎え入れてくれて、わざわざ大きな荷物を持ってバス停まで一緒に来てくれて人。
アットホームな環境を作ってくれたホストマザーのバーバラ。
頻繁にクルーズに連れてってくれたスティーブ。
ジャズナイトに毎週誘ってくれたジョン。
人生初のヒッチハイキングを一緒にしたカラ。

書き始めればキリがないですが、そんな素敵な人達との出会いで、今の僕があるのだと思います。

これは僕の木曽町移住にも、とても関係してくる話です。

木曽町に初めて来た時に出会ったMatari houseの佳奈さん。
宿運営は始まる前、見ず知らずの僕を1週間も泊めてくれました。
地域おこし協力隊という制度を教えてくれたり、自分が思っていたアイデアを褒めて貰ったり(当時何を話したかはあやふやで覚えてませんが、何かを熱く語った記憶はあります。)、自分の中ではとても大きな出会いでした。

そこで出会ったふらっと木曽の方々。

正直にお話すると、木曽町に来る前は、こんなにも若い方や新しい物事が起こる場所だとは思っていませんでした。だからこそ、初めてここに来た時に、本当に衝撃的だったのを、鮮明に覚えています。

何が言いたいのかと言おうと…
木曽町で初めて出会う人には、「親切にしよう!」と思っている、ということです。もちろん、全てが毎回上手くいくわけではないのですが、自分の精一杯の気持ちでお話したり、案内したりしています。

自分は純粋に、自分が本当に良いと思っている木曽町のこと、木曽谷のことを、思うまま伝えます。それもとても重要なことだと思います。本当に好きなお店、イベント、物事を一生懸命に伝えれば、きっと伝わる人には伝わるのかなと思っています。

これは「玄草」と言う一棟貸しを作りたいと思った理由の一つでもあります。自分の想いを具現化して、見える様に、感じることができる様にしたいと思ったからです。

玄草の現状はと言うと、お片付けや書類関係のことを進めています。
またどのような内外にするかを妄想したり、調べたりと言ったところでしょうか?

同時に、薬草の小谷先生とワークショップ開催に向けて準備をしています。
(4/28のフィールドワークは満員御礼となりました。)

こちらで栽培した薬草を使い、

  • ハーブティー

  • ハーブソルト

  • アロマキャンドル

を作りたいと思っています。
それをお客様に玄草で使って頂いたり、販売したり、いろんなアイデアがあります。とてもワクワクします!

まずはコツコツとやるべきことを進めていきたいと思います。

今まで自分が海外で見てきたもの。
木曽谷で体感してきたもの

それらが巡り、そしてこの地を訪れた人が、また巡っていく。
そんな場所を作っていきます。

これからゆるり、ゆるり、書き留めていこうと思いますので、お付き合いよろしくお願いします。

長屋詠一郎 / 玄草


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