思いつくままに残す文章。
自分のルーツとはなんだろう?
お風呂に入りながら、ふと思いました。
今思うと、ふと思う、って面白い表現だなと。
そんなことはさて置いて。
皆さん、無意識に物事を深く考えている時間があると思うのですが、
自分は車の運転中やお風呂に入っている時、薪を割っている時に、そういえばあれってどうだったかな?と考えることが多いです。
今回思った、自分のルーツ。
どのように自分というもの、性格、価値観が形成されたのか、
なんだか気になってきて、過去経験したことなどを思い返していました。
自分は、人口2000人ほどの村で生まれ育ちました。
校庭で野球をしたり、山の中でかくれんぼをしたり、葉っぱレースをしたり、夏は川に行って泳いで、冬は神社の階段をそりで駆け下りたり、結構わんぱくだったと思います。
人口が少ないので、先輩後輩という概念があまりなく、遊ぶ相手は3つ上の兄や近所の友達達で、上は6個上、下は4つ下など、自分にとっては普通なことでした。
同じ学年は8人しかおらず、教室の前半分だけ使って授業をしていました。体育の時間、バレーは体育の先生対僕達、バスケは3対3みたいな感じだったので、高校に入って6対6のバレー、5対5のバスケをした時は、感動したのを覚えています。
自分は小学生の頃に祖母を亡くしました。
花が好きで、いつもいつも可愛がってくれた祖母。
僕が写真をやっている理由は、祖母が育てていたコスモスを撮影して、褒めて貰ったからです。僕は祖母と一緒に行く近所のカフェで飲む、バナナジュースが好きでした。
そして、自分の最大の理解者である祖父。
20代半ばで起業をして、いまだに会社を経営しています。
祖父は昔から鉄人です。階段とエスカレーターが嫌いで、祖母が亡くなった時、いとこを前と後ろに抱えて、階段で数階登って行ったのは忘れられません。実家に帰るたびに、筋トレをしろ!と言う祖父ですが、毎日腕立て、腹筋、たまにヨガをやっているそうです。80代半ばとは思えないはっきりとした口調と耳の良さ、そして拳でする腕立て。尊敬します。
最近Apple Watchを使っているらしく、一度も使ったことのない僕は、今度使い勝手を聞いてみようと思います。
僕は祖父におんぶされて、家の周りを散歩するのが好きでした。
何があったか忘れましたが、9歳か10歳くらいの時に大泣きした時も、祖父は黙って背中を貸してくれました。曽祖母に笑われてしまいましたが、祖父はその時も静かに、泣き止むまでおんぶを続けてくれました。
こんなのを書いていると、目頭が熱くなってくる訳ですが、なんだかこれはどこかに書いておかないと!と思って書いています。
イギリスのビザが切れる手前、コロナが始まり、予定よりも早く日本に帰国して、すぐ向かったのは祖父の家でした。その後どうしようかと色々と考えていた時も、仕事をくれたり、一緒にご飯を食べたり、珈琲を一緒に飲みに行ったり、いつも助けてくれました。
なんでもとりあえずやってみる祖父は、野菜作りをしたり、果樹を育てたり、筍を掘ったり、パソコンを始めてみたり、僕の保管していた屋久杉の板でいきなりお盆を作ったり、そんなチャレンジ精神旺盛な人です。
真面目だけど温かい、そんな祖父をずっと見てきたので、そんな大人になりたいなとずっと思っています。
昨年は木曽谷にも遊びに来てくれて、満喫して帰っていきました。
次来る時は、今準備中の一棟貸しの宿 玄草に泊まって欲しいなと思っています。
そんなこんなで、考えずに、思いつくまま書いた文章でした。
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