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Photo by
yumekare
やっぱり虫ヘイター
夏に恐れ慄いていた、カサカサと動く茶色い彼らや、足が無駄に多い彼ら、糸で巣を作る彼らに出会わなくなりました。
朝晩が明らかに寒くなったからでしょう。
これで虫に悩まされることなく、冬まで過ごせそうだ、なんて思っていたのも束の間。
次にやってきたのは、攻撃されると臭くなる彼ら。未だ攻撃したことも、出来たこともないので、カメムシがどんな臭いを放出するのかは、未だ未知です。
今年は「暖冬」だという風にニュースキャスターの方が口々に言うので、カメムシとの遭遇率も低いかと思っていましたが。
いるわいるわ。
でけぇし、青々としているやつかと思えば、茶色にオメカシしている奴もいる。どんな色にしたって、彼らのことをそうそう好きになれる日は来ないでしょう。
しかし、彼らの1番良いところ。
隙間から入ってくることはない、ということです。
おおっ広げに戸を開けていれば、「お邪魔しまーす」とも言わず勝手に入ってきて、私を叫ばせるわけですが、彼らは、隙間が空いているくらいでは、律儀にも入ってこない。
夏の虫たちは「失礼しまーす」とも言わず、勝手に隙間から入ってくる。その割に、殺虫剤なんかをかけると「やめてエエェ」と明らかに抵抗する。
「夏の虫ども?!家賃払えんのか?!」と。
だからまぁ、五千億歩譲って、カメムシはよしとしましょう。
とはいえ、古民家にやってきて初めての冬。
炬燵でぬくぬくとやりたいところではありますが、この家、大丈夫なのでしょうか。
雪、怖いなぁ。
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