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8月30日発売『中国における技術への問い』特設サイトがオープンしました!

みなさんこんにちは、こんばんは。気がつくと8月も後半を迎えていることに愕然としている野口です。
ゲンロンで迎える2度目の夏。昨年よりも慌ただしく、しかし楽しみな感じがしているのは、長らくお待たせしておりましたユク・ホイ氏の『中国における技術への問い 宇宙技芸試論』が、ついに発売になるからに違いありません!

『中国における技術への問い 宇宙技芸試論』

なぜ「技術」は西洋の伝統のうえでのみ定義され、論じられてきたのか? ハイデガーの「技術への問い」を乗り越え、破局へと暴走するテクノロジーに対抗するために、香港の若き俊英は文化的多様性に開かれた「宇宙技芸」の再発明に挑む。京都学派から100年。「近代の超克」を反省し、東洋思想を再び世界へと開くために必要な、「道」と「器」の再縫合はどうなされるべきなのか。諸子百家と人新世を結ぶ、まったく新たな技術哲学の誕生!

装丁は水戸部功さん。原著と同じアーティストさんによる作品をあしらったデザインは、東洋らしさを感じさせつつも、「技術」をテーマにした本書にふさわしい雰囲気をまとったものになっています。

原著と並べてみても、とてもいい感じ!

そして、ユク・ホイ氏による日本語版へのまえがきがお読みいただける『中国における技術への問い』の特設サイトもオープンしました!

世界が注目する若き香港出身の哲学者、ユク・ホイ氏の主著ともいえる本書。すでに約10か国語に翻訳されており、ついに刊行となる日本語版にも「楽しみにしていた!」という声も多数いただいております。
ながらくお待たせしましたが、ついにみなさまのお手元に届けられること、大変うれしく思っています。

現在、弊社直販サイトのゲンロンショップでは送料無料のキャンペーンを実施中のほか、AmazonなどのECサイトでもお取り扱いがあります。さらに都内の一部書店さまでは関連書もふくめたフェアなども予定しております!

ボリュームたっぷりの480ページ、充実の索引もついた本書ですが、いったいどんな内容なのか。ここ、ゲンロンの楽屋からでも内容紹介の記事をアップしていく予定です。そちらもどうぞお楽しみに!

少しでも早く知りたい!というかたには、つい先日ゲンロンアーカイブスで放送されたこちらの番組や

そのレポート記事もおすすめです!


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