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総会まであと3日!「人間拡張」とは何なのか!?トークイベント&クジラ編〈第14期友の会総会 紹介記事4〉#ゲンロン総会

みなさまこんばんは。
今年のゲンロン友の会総会まで、あと3日。
本日もスタッフ遠野が、総会の見どころを紹介いたします。

さて。
友の会総会では複数のトークライブが行われます。「人間拡張」のテーマのもと、お昼の第1部ではふたつ、夜の第2部ではみっつのトークを予定しています。

第1部ではまず最初のトークライブとして、「芸術は想像力を拡張するのか?——奥能登の経験から」を行います。

作家の朝吹真理子さんと美術家の弓指寛治さんをお招きし、いま芸術はどのように歴史をふまえたアクションを起こせるのかを、ゲンロン上田洋子が司会となりお話をお聞きします。
社会的なアクションといっても、街頭でのデモや、SNSで声をあげる運動とはまた別のお話が展開されそうです。お二人が共同制作で参加されていた2022年のReborn-Art Festivalの展示を私が見たときにまず感じたことは、「朝吹さんも弓指さんも、絵を描くことで土地の歴史性を鑑賞者に伝えながら、土地や歴史への想像力を拡張してくれているんだな」というものでした。ありふれた言葉で言えば、それは「記憶に残る展示」であり、「見る人の記憶を拡張する展示」だったと思います。
そのような力強い芸術的な展示をつくりだすおふたりのお話を、ぜひおたのしみに。

第1部ふたつめのトークライブは、「AIは哲学と経営を拡張するのか?」です。

こちらは、ドワンゴの創業者の川上量生さんと初期ドワンゴに参画されていた清水亮さんをお招きし、ゲンロン東浩紀が司会を務めるトークです。
川上さんと東、あるいは清水さんと東という組み合わせでのトークは、ゲンロンカフェでも過去に何度も行ってきましたが、3人が登壇するトークは意外にもほぼありませんでした。今回は、生成AIの躍進目覚ましいいまだからこそやるべき価値のある、満を持しての座組と言えるのではないでしょうか。
また別の視点でみれば、ニコニコ動画をつくったドワンゴ創業者と初期メンバーと、シラスをつくったゲンロン創業者の3人が集ったトークライブでもあります。日本のwebプラットフォームを「拡張」した3人が、インターネットのこれまでとこれから、事業を経営すること、そして哲学について、縦横無尽に語り尽くすトークライブをお見逃しなく。

ほかに、第2部ではみっつのトークライブが開催。

山田胡瓜×さやわか×東浩紀「AIは人生とマンガを拡張するのか?」
石戸諭×岩尾俊兵「現場は拡張できない──AIにはできない幸せの創造」
平山亜佐子×上田洋子「はみ出しものは拡張する──活字に残る『破天荒』」

第2部の会場チケットはすでに完売していますが、第1部会場チケット購入でも配信にて第2部のトークを視聴することができます。
第1部は会場参加、そして第2部トークは夜に自宅でゆっくりと配信を視聴(後日視聴も可能。視聴期限は5月末日)という総会参加スタイルが非常におすすめです。

そして、みなさまに第1部会場にぜひ足を運んでほしい理由として、新プロジェクト「クジラ」のお披露目企画もあります!

「クジラ」は、ゲンロンとシラスが清水亮さんとともに立ち上げた、まったく新しい司書(検索)サービスを開発するプロジェクトです。総会では、プロジェクト第1弾として開発された「あずまんAI」の先行体験ブースをご用意しています。

東浩紀の膨大な著作と、ゲンロン完全中継チャンネルの番組約1800時間を学習した対話型検索サービス「あずまんAI」。これまでの検索という行為を「拡張」するポテンシャルをもった新サービスに、開場でいち早く触れてみてください。

会場では「あずまんAI」アクリルキーホルダーも販売!

「あずまんAI」キャラクターデザインは、ひらめき☆マンガ教室卒業生の野道さん

そのほか、様々な「拡張」にあふれたゲンロン総会企画については、こちらの特設ページにくわしく書いています。

〈友の会総会チケット購入ページ〉

〈友の会入会+総会チケット購入ページ〉

3月30日(土)の友の会総会まで、あとわずか3日です。
いよいよ目前となったイベント当日に向けて、最後の準備をスタッフ一同全力でつとめてまいります。
ぜひ、当時は会場でお会いしましょう!

ではでは、また明日の記事で。(遠野よあけ)

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