美味しいコーヒーのある日々 −1日の始まりにコーヒーを−

朝にはコーヒーを飲むことにしている。

豆は通販や地元のコーヒーショップで購入する。本当に好きな方、また愛好家は高価な豆を買ったりするのだろうけれど、さほど、高い豆でなくても十分に幸せな気分に浸ることができる。まず、豆を計る。キャニスターの蓋を開けるとふわっといい香りがする。それを楽しみながら豆を取り出して計る。1杯で10g程度。ここはきちっと計った方が良い。いつも美味しいコーヒーを飲むには欠かせない工程だ。

コーヒーメーカーで自動的に入れることもできるが、私は手動のミルを使っている。ゴリゴリとした音を聞きながら、だんだん豆が挽かれて出てくるにつれて、香りが強くなってくる。手動のミルを使うのはいささか面倒だと言う向きもあるかと思う。けれど、朝にゴリゴリと無心でコーヒー豆を挽く作業をしているのは、1日のスタートにいいリズムと脳への刺激を与えてくれている気がする。忙しい1日の始まりだからこそ、このような手作業を大切にしたい。

お湯を沸かすのだが、これは色々と言う人があるが、一般的には90度くらいと言われているようである。私は、電子ケトルを使ってお湯を沸かしていて温度計がついているのでなかなか便利だ。中心から輪を描くようにゆっくりお湯を注ぎ、20秒から30秒ほど蒸らしてそれから、残りの湯を注ぐ。

カップは陶器の素敵な器がたくさんあるが、私はiwaki(イワキ) 耐熱ガラス ダブルウォールグラス Airグラス 230ml K405という耐熱のガラスのコップを愛用している。コーヒーを注いで中が見えるのはなかなか具合が良い。飲み口の付近は少しガラスが厚めで唇への当たりが優しい。

自宅で飲むコーヒーなら、インスタントでもいいとか、スターバックスでささっと買って飲む方が手軽だと言う意見もあると思う。かく言う私も自宅で飲むコーヒーはインスタントだった。インスタントコーヒーは確かに手軽で、そのくせなかなか美味しい。ただ、自分で豆を挽いて、ゆっくりと作るコーヒーは日常の雑事を忘れさせてくれる。

・今月も生活がかつかつだ。どうしよう。しかしもう少しお金が欲しいなあ
・昨日、上司に説教された。ちくしょう。
・子供の成績が伸びない。来年はもう受験だと言うのに

1日の始まりにこのような気分を引きずってスタートするのは、人生を少しだけ侘しくする。冷静に計算すればわかるけれど、一本缶コーヒーは130円くらいはするが、200g入りの豆の2,000円出しても20杯、1杯100円程度。どちらが美味しいのかは言うまでもない。

−私の愛用コーヒーアイテム達−

・ミル  ユニフレーム(UNIFLAME) UFコーヒーミル ¥6,600

・キャニスター  高桑金属 ステンレスコーヒーキャニスター L220g メジャースプーンセット サテン 88×Φ85×H158mm ¥3,625

・ドリッパー HARIO(ハリオ) V60透過ドリッパー01セラミック 1-2杯用 ホワイト 日本製 VDC-01W ¥891

・ケトル  MOOSOO(モーソー) MK20 電気ケトル 0.8L 温度調節/保温機能/空だき防止 1℃刻みで調整可能 細口 コーヒー ドリップ ※購入当時¥7,000-¥8,000くらい 現在amazonで取扱なし

・フィルター  HARIO(ハリオ) V60用 ペーパーフィルター 01M 12杯用 200枚入り みさらし VCF-01-100M ¥1,380

・カップ  iwaki(イワキ) 耐熱ガラス ダブルウォールグラス Airグラス 230ml K405 ¥945 ※具合がいいので、3個買って使っている

以上、価格はamazon調べ

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