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立花吉茂さん 「植物屋のこぼれ話」のnote公開にあたって

 緑の地球ネットワーク(GEN)の立花吉茂前代表が執筆された植物についてのエッセーをGENのnote上で公開します。
 
 立花先生は1926年生まれ。世界有数のプラントハンターであり、大阪市立大学助教授、花園大学教授、花と緑の国際博覧会植物プロデューサー、大阪市咲くやこの花館技術顧問などを歴任されました。NHK趣味の園芸の講師として、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
 GENが1994年8月に派遣した専門家調査団の団長として山西省大同市の黄土高原を訪れた立花先生は、当時、現地で主流であった植林の手法の問題点として土壌の通気性を指摘し、具体的な改善の取り組みを行うことを強く主張されました。このことが、大同における植林プロジェクトの成功につながったといっても過言ではありません。GENの活動の拠点であった地球環境林センターや南天門自然植物園の建設も、立花先生の提案から始まったものです。
 
 立花先生には、「園芸植物大辞典」(小学館)、「水辺の草花」、「植物屋のこぼれ話」(淡交社)など、植物に関して多くの著作物がありますが、GENの会報誌にも多くのエッセーを寄稿頂いていました。その多くは1990年代に書かれたものですが、時代を経ても学びの多い、面白いエッセーです。今回のnoteでの公開によって、ぜひ多くの皆さんにお楽しみいただければと思います。
 
立花先生に関しては、
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でもご紹介しています。


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