2019年2月の記事一覧
いつの間にか消失する締切り
締切効果というものがある。締切直前になると集中力が高まって、作業効率が高まるというやつだ。
これ、一般的には勉強とか作業とかするときに有効なテクニックだと紹介されるけど、人生にも締切効果があると思う。
日本の幼稚園~大学には通常3~6年という締切(卒業)が存在する。この締切があるから、締切に向けて頑張ろうという意識や終わりを大切にする意識が生まれるんだと思う。終わりが見えているイベントは鮮烈な
思考がテキスト化される世界
脳内で考えている文章が勝手に入力されればいいのにと思うことがある。たとえば頭の中で「寒い」と考えれば「寒い」という文字が入力されるような。
タイピングも音声入力も、脳内で文章を考えるスピードに比べると入力速度が遅い。ましてスマホのフリック入力で長文を書こうとするとかなりの時間をとられる。脳内の思考はぐんぐん進んでいるのに、文字入力が全然追いつかず、そのラグがストレスになる。
技術的な課題はいっ
敬称からにじみ出る距離感
人の名前を呼ぶ/呼ばれるときに、名前の後ろに「さん」だの「くん」だの「ちゃん」だのという敬称がつくことがある。
言葉遣いにはその人の思考があらわれる。言葉遣いのなかでも、特に敬称の使いかたからは、呼ぶ/呼ばれる人の距離感が端的に読み取れると思う。
あくまで個人的に感じるもので、年齢や性別や職種や地域によって全く異なるものなのだろうけれど、列挙してみる。
(名字を呼び捨て)男性同士で、同輩また
文体がすぐ人に影響される
小説とかビジネス書とかブログとかnoteとかで人の文章を読んで「この人の文章の展開のしかた、語彙、テンポが良いなぁ」と感じると、すぐ自分の書く文章も影響される。
世の中にはいろんな創作者がいる。エネルギッシュで加速度的に成長を続ける人、いつもだるそうで省エネ主義なひと、新たな分野に挑戦し続けているのに地に足がついている印象のひと、膨大な資料を背景に書く人、毎日書き続ける人、たまにしか書かないけど