静かな夜、いつものプレイリストで

昔から寝つきが悪い
学生時代から続く変な睡眠のリズムがいまだに抜けきっておらず夜型
いつもの時間にベッドには入ってもすぐに朝が来る時と、
どんなに疲れていてもいつまでも眠れない時がある
夏に暑くて寝苦しい時はエアコンをつければ解決するが、
頭の中でネガティブな妄想が駆け巡りだしたらさあ大変
妄想さんは平日でも遠慮がありませんから
一度考え出すと、それを考えないでおこうというのは至難の技
簡単に囚われの身になってしまう
こうなると１時間単位で睡眠が削られ、本来6～7時間寝ないと本調子の出ない私の翌日が破壊される。
そうした睡眠を促すために、優しくて耳に心地よい曲を詰め合わせた8曲（＝30～40分がおおよその入眠時間だと長年の研究結果より判明）を聴きながら横になる
 
 
深夜、そのいつものプレイリストを小さな音でかけながら胸が締め付けられるように痛いときがある
ここで大切な人といっしょに眠れたらどんなにいいかって想像してしまい、今一人で無理やり眠らなければいけない現実が辛くなる
ただ一緒に眠ったとしても、また諍いが起きて、自分が相手のことを嫌になってしまい大切にできなくなってしまい、離れたくなる
またそんなことをしてしまうならずっとこのままでいいって思う自分と、ずっとこのままなんてつらすぎるだろって思う自分の矛盾した会話で変になりそうな眠れない雨の夜
もう薬は飲みたくない
誰かと一緒にいても迷惑をかけてしまうだけだ
また悲しい人を1人増やしてしまう
エゴで誰かの時間を奪うのはやめにしたい
でも、寂しい
苦しくて仕方がないけど、これは夜のせいだと自分に言い聞かせて無理やり2周目の優しい歌を集めたプレイリストを聞きながら浅い眠りにつく
ノーテンキな僕は、朝にはパソコンの再起動みたいにケロッとしてるはずだ
センチメンタルになってたって給料は増えないし勉強はできるようにならないし何もよくなっていった経験なんてないのにこうして浸ることを、自分の思いを尊重することをやめられない
 
 
こうやってしんどい夜と割と元気な朝を行ったり来たりしてる
あと何年このシーソーやるんやろか
歳とってきたらこういうのって安定してくるものだと思ってたんだけどそういうわけじゃないみたい
他力本願はやめよう
積極解決を図ろうと思う
 
こういう苦しみに直面した時に大切なのは俯瞰することだと思っている
みんなそれぞれに苦しみを抱えていて、へらへらしているようでしんどい思いをしている
僕みたいにこうして文章に表現して全世界に恥を晒そうという自尊心が高いんだか低いんだかよくわからない行動を取る人が世の中で少数派なだけだ
 
本当はこうやって苦しんでいることとか、嬉しかったこと、くだらないけど笑っちゃったこととか文字で読んでみたい
逆に言うとそういうところを読んだ人はより距離が近づいて深く共感できたり、いつも見せない一面が素敵だなって思ったりする
例え負の感情であったとしても
そういう所で繋がれることってなかなかないから
 
「家、ついていってイイですか？」っていう番組が好きで、よくTVerで見てる
芸能人のスキャンダルより、自分と同じ平凡な人生を送っている人がどんなことで笑ったり泣いたりしてきたのかの方がよっぽど興味ある
自分と同じダメさを持った人が赤裸々に話しているのを見ると、自分も生きてていいんだって思える。
もし自分がインタビューされても良いように厚みのある人生を送りたい
堂々と話せるような
 
寝具を一新しようかな
ニトリの安物じゃなくて
こういう思い悩むときあるある
実は論点はそこじゃない
 
誤）頭の中でネガティブ妄想が巡るので眠れない
正）マットレスが身体に合ってないので眠れない
 
とかいう可能性もある
やってみよう！