真っ白な丘の上

どれだけの間眠っていたのだろう
まだぼんやりする頭の中で眠りにつく前の事を思い返す。

誰かに縫われてしまったのかと錯覚するほどに貼りついた瞼
薄く開いた隙間に映るのはただの白線のようにも感じる。

やっとの思いで起き上がり、右手で目を覆うように擦った。

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1,018字
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短編の詩集です。

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