真っ白な丘の上
どれだけの間眠っていたのだろう
まだぼんやりする頭の中で眠りにつく前の事を思い返す。
誰かに縫われてしまったのかと錯覚するほどに貼りついた瞼
薄く開いた隙間に映るのはただの白線のようにも感じる。
やっとの思いで起き上がり、右手で目を覆うように擦った。
ここから先は
1,018字
一話完結(たまに前後等でリンクするお話有り)のお話を毎週金曜日20時に配信しています。
一度ご購入頂ければ、現在配信中の全てのお話を読む事ができます。
THE CONNECTIVES
¥1,500 / 月
短編の詩集です。
いつも応援有難う御座います。竹渕はいつも皆様に支えられています。これからも生きる。