何もないけれど、それでも良いと思える日常
今日も生きている。
何もないけれど、それでも良いかな……なんて考えている。
子供の頃、何もない一日が退屈で、何かをしたくて堪らなかった。
一日が過ぎるのが長くて仕方がなくて……たった十分が無限にも思えてくるようで、何だか不安にも感じた。
体調を崩して眠っていた月曜日、一生この月曜日から抜け出せない、閉じ込められてしまったんだと錯覚する程に。
でも今、こうして大人になって思う事がある。
" 何もない " そんな一日も良いものだ……と。
ここから先は
1,308字
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33843627/profile_9233f531062c57289c9f4d6fde8d9244.jpeg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
一話完結(たまに前後等でリンクするお話有り)のお話を毎週金曜日20時に配信しています。
一度ご購入頂ければ、現在配信中の全てのお話を読む事ができます。
THE CONNECTIVES
¥1,500 / 月
短編の詩集です。
いつも応援有難う御座います。竹渕はいつも皆様に支えられています。これからも生きる。