僕には何が出来るのだろう。
あの日から繰り返される七日間の天地創造。
七日前に見た朝日は、もう見る事も叶わなくて。
僕らが生きたあの大地は、黒く潰され塗り固められてしまったのだろう。
何処へ向かっていたかも忘れ去られ、僕は新たな七日間の初日に目を覚ます。
新たな七日間が終わった後、僕はいつどこで目を覚ますのだろう。
殺されたあの日はいつだったかな。何かがあって、何かがあったようで、何もなかった。そんな七日間のうちの何かだったんだろう。何者かだったんだろう。
この瞳を通した真実の世界。僕はまた新たな七日間を生きていく。
歩いていく。
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947字
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