──僕のエピローグ

 この瞳で見たものが形になるように、この耳で聞いた音が五線譜を埋めていくように、口を塞がれた僕が僕を始めるまで、僕を終えるまで。
頭に描いたものだけは……と出来るだけ可視化できるようにはしたはずだよね。
誰かに届いていたら良いなと思いながら僕は叫んだんだ。叫び続けていたんだ。
だから、誰かに壊されるくらいなら僕が壊してやろうと思った。
もしも僕が僕の求めたものになれないのならば。
if……I can't……

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1,453字
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短編の詩集です。

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