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原因は子宮頸がんワクチン?不登校で始まった慢性疲労.改善の道しるべはバイオレゾナンス(その14)

簡単、便利、おいしいの罠

超加工食品という言葉、ご存じでしたか?私はバイオレゾナンス医学会の講演会にて 加工食品診断士協会代表理事、阿部司さんの講演を聴く機会があり初めて知りました。阿部さんは総合食品商社に勤務、食品添加物を使った商品の開発やセールスをしていたそうです。「食品の裏側」などの著書があります。
今回その講演の内容をシェアします。

超加工食品は大量生産された菓子パン、インスタント食品、
保存料を使用した肉加工品など、家庭で調理する際には使わない
添加物や油脂などを過剰に加えた食品です


具体的には、スナック菓子、チョコレート、菓子パン、ケーキ、
ビスケット、カップ麺、ハンバーガー、ホットドッグ、
ハム、チキンナゲット、冷凍食品のほとんども入ります。

これらを長期的に摂ると、糖尿病やがんになりやすい
と言われています。
(私も多くの患者さんを診ていて、そのような傾向はある
と感じます)
超加工食品はおいしい、簡単、便利で、大量生産のため安くなっています。
なぜ問題なんでしょうか。

やはりそこに入っている、食品添加物つまり
化学調味料、保存料、発色剤、香料などの影響が。
例えばインスタントラーメンには化学調味料、
タンパク加水分解物、風味付けエキスなどが入っていますが
それらがあると塩味がマイルドになり
塩分がかなり多く入って「おいしい」となる。
おいしいのがクセになりつい食べちゃう
簡単に塩分取り過ぎになる。

それから油の問題。
カップ麺は油で揚げているがそれはサラダ油ではない
(サラダ油では日持ちしない)
人工的な油(硬化油)で揚げています。
この中にはトランス脂肪酸が多く含まれる。
トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増やし、
善玉コレステロールを減らす働きがあり動脈硬化の原因
なることが問題視されてます。
マーガリンやショートニングも常温で液体の油脂に水素付加して
常温で固形となった硬化油で作られています。
だからスーパーで売られている多くのお菓子類やパンには
トランス脂肪酸が多く含まれています。
パンに挟まったクリーム
大きなメロンパンなどにも…

また多くのお菓子類には乳化剤なるものが入っています。
お菓子のパッケージの裏側を見てみてください!
乳化剤にはいろいろありますが(でも乳化剤としか書かない)
最近乳化剤が腸粘膜細胞を破壊するとの報告があります。
脂質や乳化剤が入ったお菓子は口当たり良く、
食べ過ぎてしまいますよね。

糖分の取り過ぎも心配です。 
甘い清涼飲料水には500mlあたり50グラム程度の糖分が含まれています。
このようなものを毎日飲んだら…恐ろしいことです。
ではノンカロリーの合成甘味料ならいいのでしょうか?
アメリカでは合成甘味料を利用した飲料が
たくさん飲まれるようになった結果、
逆に肥満や糖尿病が増えたという報告があります。動物実験でも血糖値を下げるインスリンホルモンに影響を及ぼすことが示されています。

食品添加物は認可された物が使われてはいるのでしょうが
日本は諸外国よりその数が多いと言われています。
一つ一つは危険と言うほどでなくても
子供にいつも食べさせていいのでしょうか。
おいしい、簡単、便利の裏側にはいろいろあるようです。
買い物をするときはぜひ裏側の原材料をみて選びましょう。
自分でできる健康増進法は 料理です。

この講演を聞いて、スーパーやコンビニでパッケージされた加工食品やお菓子などを買うのがこわくなりました。CMやきれいな写真や見かけにのせられ、簡単、便利、おいしい、と手軽に選ぶ人も多いようです。買うときはカロリーと値段ぐらいしかよく見ませんよね。

知らず知らずのうちに体調不良やいろいろな病気を招くことになります。私も矢山クリニックで指導を受けるまでは乳化剤のことまでは考えていませんでした。
今日の便利やただ舌と脳を一時的に喜ばせるものではなく、長い先の自分の体や子供たちのことを考えて食品は選ぶ必要があります!!

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