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837.自分は理解していても、相手が理解しているとは限らない!

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー
アンガーマネジメントコンサルタント
Office M&Rの坂山一哉です。

「喋る!」
もうええよ!って思われるかもしれません。
そろそろ別の話題にと思っていますが、
ちょうど良い話題が見つかりました。

少し前にはなりますが、
新人の営業マンが飛び込んできました。

もう話もたどたどしく、でも元気があり、
フレッシュ感満載。
このまま頑張って欲しいな!って
思っていた彼から、電話がありました。

「数ヶ月前に訪問させていただいた○○ですが、
あれ以降いかがでしょうか?」
と話を切り出します。

(あれ以降)って何やったかな?
って思いながら、
「あ〜、あれ以来、特に変化はないわ!」って
返答しました。

するとすこし寂しそうに、
「そうですか。
では○○はいかがでしょうか?」と
話を変えてきたのです。

それもとても緊張しているのか、
声は上ずっており、また辿々しく。

内心、
(おいおい、君が新人ですってやって来て、
もう数ヶ月経つやろ!)と思いながら、
今はまだ間に合っているので、
丁寧にお断りしたのです。

すると、
「また訪問しても良いですか?」というので、
「来られても良いが、なかなか良い返事は
出せないかもよ!」って言って電話を切りました。

さてさて、
この彼、まだまだ緊張しているのでしょうね。
でも緊張はだれでもするものです。
要は話の中身。

何を伝えたかったのか?
営業マンです。
売りたいのはわかっています。

でもいきなり、
「あれ以降いかがでしょうか?」って
最初から聞くことが、良いことなのか?

この「あれ以降」。
この営業マンは、私のところに
訪問し、製品を説明したことを
言っているのでしょう。

でも私には、
あれって何?
あれって何時?
です。

だって、彼が訪問したのは、
もう数ヶ月も前ですよ。
正直覚えていませんって。

本人は必死なのでしょう。
またどのように切り出して
喋って良いものなのかも
まだまだわかっていないかもしれません。

であるならば、
ちゃんと指導をしてあげないといけない!
って思うんですよね。

どう伝えるか!
本当にだいじだと思います。

例えば、
「以前、三ヶ月前頃ですが、
○○のお話をさせていただきました、
△です。あの時は■と仰っていましたが、
現状はいかがでしょうか?」的に、
回りくどい言い方かもしれませんが、
きっちりとお伝えしないとダメですよね。

自分は理解できていることでも、
お相手は理解されていないことも多々ある。
お相手の立場に立って発する。

だから喋るってとても大事なことなんだと
思いますよ。
頑張ってね。

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