466.管理職　自分が思う通りにしようとするな！

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー＆アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

今回のテーマは

「管理職　自分が思う通りにしようとするな！」です。

前回
「自律し自立できるメンバーが育つ場所を作る」と書きました。

しかし、「それができたら言うことないですよ！」ってお言葉も。

なぜ？

「だってメンバーが思うように動いてくれないんですもん！」ですって。

あのですね！
メンバーが思うように動いてくれない！

これってあなたが思いっきり指示や命令を出しているからではないの？

自律し自立するんですよ。

メンバーに指示や命令を出していたら自律や自立するメンバーは育ちません。

では指示や命令は出さないんですか？

いや違います。
上司です。
指示や命令は出します。いや出さなければいけません。

ここで再度考えて欲しい。

この指示や命令は、あなたがこうなって欲しいと思う願望が入っていませんか？
しかしメンバーはあなたの願望通りに動かない。

だから腹が立ったり、イライラしたりするんですよね。

指示や命令というのは、
例えば、営業目標はなんとしても達成する。
それに対して、各人の行動プランを立案させること。
そしてそのプランを上司と一緒に検証し、上司はGOを出すこと。

そして途中経過を報告させること。
修正が必要なら修正させること。
などです。

決して間違ってはいけないのが、
プランを立案までは良くても、その後の行動を逐一チェックしたり、
うまくいっていなかったら、あなたがそのプランや行動を修正するのではないのです。

あなたはあくまでも指示＆命令に徹する。
指示したことを、メンバーが自分で考え、行動し、修正し、目標を達成する。

その流れを補佐的に支えるのが管理職の役目です。

いつまでも思うようにならない！
なんて言っているようでは、メンバーは絶対に育ちませんよ。