社会が自立してない

新しい連載を書けそうな気付きがあったので備忘録。


僕の周りは自立してない大人ばかり。
自炊も片付けも掃除も嫁に任せきりの中年老人男性あるいは任せる相手のいないゴミ屋敷住人。やもめにウジ湧かしてる場合じゃない。

介護なんか、そもそも自立の対局にあるが、これは超超高齢化社会の一大産業だ。
つまり大人の自立してなさは、オレの周りに限った話ではなさそうだ。

なぜ自立してないのか。
そもそも自立とは何か。


自分はどう在るべきかを、自分で考え自分で行動すること。
自分の生き方を自分で決めて自分で責任を持つちうことだ。

自分で考えなくても済む時代だ。
天気予報が晴れると言えば晴れるし、
梅干しに固い種がついているのでお召し上がりの際に注意が必要であるということは「梅干しには固い種がある」ことを知らなくても想像できなくても、パッケージが教えてくれる。
会社のお偉いが決めた方針通りに(やらなくてもいい)仕事をしていればとりあえず給料はもらえる。
政府にぶら下がってれば、とりあえず税金から食っていける。無駄な仕事で税金を無駄遣いしていても、その仕事を決めるのは自分じゃない。

国家か自立していない。

いや自立されたら困るのだ。


学校の先生が教える通りに、意味不明な校則を守ってさえいれば上手くいくと、幼少期から刷り込まれ、慣らされ均され、自分の頭で考えない子が育つ。
自分の頭で考えないまま、自立しないまま、子供ができる。


自立してない社会が出来上がる。


頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。