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RHYMESTERこそ人生に必要だ! ~RHYMESTER武道館LIVE参加記録日記~

昨日、念願の
RHYMESTER
の武道館LIVEに行ってきた!

この10年弱
自分自身はどのアーティストよりも
聞いてきたのがRHYMESTERだったから
嬉しかった。

そして、やっぱり彼らは
我々【折り返し世代】(40代前後)にとって
指南書のように導きをくれたり
時には共感し、慰めてくれたり
最後には応援してくれ、動くパワーをくれる
先導者のような存在だと心から思わせてくれた!


昨日のLIVEを振り返りながら
ぜひ、その理由を伝えさせてもらいたい!


18時からスタートするライブに相応しい

After6


という曲からスタート

After6の歌詞には

「今宵また何かに夢中になれば瞬時に気分はセブンティーン」

と青春時代への回顧や輝きを思わせながら

「自分というソフトウェア 常に更新
その窓から見える世界はいつだって新しく、そして愛おしい」

と常に今アップデートしていける現在を称えながら

「繋がっていく点と点 まるで夜空の星座 交差する線と線
繋がってくシーンとシーン いつかみた映画のようさ 夜を超えるタイムマシーン」

と過去と未来が交差し、繋がり、さらにより輝く人生が続いていくことを
表してくれている


もちろん、彼らは「キングオブステージ」なので
その演出、表現力、巻き込み力は圧巻で一気に15000人弱の武道館を一体化し盛り上げていく

今回は17年ぶりの武道館ということもあり
たくさんのゲストが来ており、そのコラボも本当に最高だったのだが
今回は、折り返し世代を賛美し指南し啓発する彼らのポイントだけ絞って紹介!

そういった意味では後半の活動休止後の振返りソングからの流れは胸熱で何度も目頭が熱くなった!

まずは、自分が何者でもないかもしれないことに悩んでいる時に
心に染みわたった

POP LIFE


という曲

POP LIFEの歌詞には

「雲一つないSunny days 続いたかと思えばまたRainy days
キミの気分のようなEveryday 繰り返す俺達の弾ける人生

雲一つないSunny days 気が滅入るような灰色のRainy days
どっちでもないこのEverydayこそ素晴らしい 弾ける人生」

という人生は決して楽しいとかうまくいっているだけじゃないし
かといって嫌なことだけでもない。
どっちもあって、そしてどっちでもない日々こそ素晴らしいと称えてくれる

さらには

「ああ、思えば遠くへ来たもんだ 
~途中割愛~
あの頃にはあの頃の悩みが その頃には心の暗闇が
~途中割愛~
思い出せばあの頃も俺らは笑ってた くだらなさ過ぎてとうに忘れた
マジくだらねーギャグとばしあってた
ってことは今もその螺旋の最中? ってことは今のうちにしとかなきゃ
この弾ける毎日すらイマイチと見まちがうほどの明日へのリハーサルを!」

と色んなこと今でも悩んで、苦しんで、
時には周りと比べて失望とかしちゃうけど

過去の自分から見たら、やっぱりちゃんと進歩、成長してて
でも、その時も苦しいだけじゃなくて、楽しさとか喜びがあった。

だから、今をちゃんと大切に楽しんで、そしてさらに明日という未来がさらに輝くように伝えていくという、

20代のキラキラ、ギラギラした時じゃ絶対に伝えられない、そして受け取れないメッセージが折り返し世代の中年には本当に染み渡る

続く

The Choice Is Yours

色々と誰かのせいにするけれど、結局は自分で選ばなきゃいけないよという強烈なセルフマネジメントソングで、こんなにストレートに大切な神髄を伝えているRHYMESTERにリスペクト共に一気にはまるきっかけをくれた曲

The Choice Is Yoursの歌詞には

「この世界はそんな単純じゃないんだ
ラスボスはどこにもいないんだ

所詮カネか? 誰からの陰謀か?
それやわかりやすいがそれだけじゃないな」

「誰かのせいにしたい?それも限度
誰を犠牲にした?日本全土
次は誰にリスク押し付けんの 誰が落とし前つけんの」

と誰かのせいにしたり、非難したり、お互い指摘しあったりしてるけど
そんなことに意味なんかないよ!と伝えながら

「選ぶのはキミだ キミだ
決めるのはキミだ キミだ
考えるのはキミだ 他の誰でもないんだ」

と誰かじゃなくて、“自分”と向き合って
“自分”が選べ、そしてそれこそが自分の人生を生きるということだと
強烈な叱咤激励にも似たメッセージは共感と共に、
「自分がそこまでできているか?」
と折り返し世代に内省をくれる本当に素晴らしい曲


この2曲が連続で披露されたときは
本当に目頭熱くなり、心がずっと震えてた

その流れで次の曲は
最新アルバムのアルバムタイトルでもある

Open The Window


歌丸さんが
ロシアとウクライナの戦争があってこの曲を作ったと。
そして、どっちが正義とか悪とか一言ではいいにくい時代。
だから、考えたくなくなるし、見て見ぬふりをしてしまう。

特に年を重ねてくるとそういったものに蓋をしてしまった方が楽に生きていけるかもしれないけど、決してそれは対岸の火事ではなく、我々の問題である。

だからこそ、ちゃんと目を開けてみること、考えること、そして自分のできる小さな1歩を行うことの大切さをMCでも熱く語ってくれて、本当に心に刺さった!

全員で叫んだ

「叫べ
Stop the war NO more war 閉じかけたその目を見開いて
Stop the war NO more war 世界は姿変えるさ君次第で
Stop the war NO more war 聞こえてくるだろ? 独りじゃないぜ
Stop the war NO more war いつか再開しよう 少しはマシな未来で」

と現実の狭間をゆれ、その中でも理想をあきらめない
RHYMESTERの今の心からの想いに会場が一体となった素晴らしい瞬間だった!



いやー、まだまだ書きたいことあるけど、めちゃくちゃ長くなってきた💦

最後にもう1つだけ。

アンコールで披露してくれたのが

ONCE AGAIN


活動休止後にこの曲から復活し
何より私自身がこの曲を一番聞いてきたし
励まされてきた神曲

「午前0時 日付の変わる瞬間
雨上がりの冷気 感じながら誓う またリベンジ

気が付けば人生も後半のページ
なのに未だ半端なステージ
時にゃ手痛く食らっちまうダメージ

まるで いつか使う予定のマイレージ
みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ

誰のせいにもできねぇ したくねぇ
夢、別名「呪い」で目が痛くて

目ぇ覚ませ!って正論 耳が痛くて
いい年こいて先行きは未確定

きっと映画や漫画の見過ぎ
甘い言葉聴きすぎで 時間のみ過ぎ
ガキの好きそうなことばっかヤミツキ

この男 誇大妄想家につき
くじけなさは異常 ほとんど病気

ゼロからのスタートは一緒 荷物は放棄
失うもんは最少 得る方が大きい

財産は唯一最初に抱いた動機
気分はやけに薹が立ったルーキーズ

午前0時 新しい日の空気
俺は古着だが洗いたてのブルージーンズ
そのドアを開いて振り絞る勇気

風はまた吹く
気づかないならかざしな人差し指を

陽はまた昇るゆっくりと
その時立てろ親指を」

という一番の歌詞からのサビ部分を全部書いてしまったが

とにかくこの歌詞の全部が当時の自分に刺さったし
今の自分にもさらに刺さる

まさに折り返し世代を賛美し、鼓舞し、共感し、応援する素晴らしい曲

20代に聞いてたピュアな夢ソングだけじゃない
酸いも甘いも経験し、その葛藤もあるけど
まだ俺たちこの世代だってチャレンジや理想に向かっていけるぜっていうメッセージが最高なのです!!


ってことで、本当に最高のLIVEだったってことと
RHYMESTERは折り返し世代にとって、
セルフマネジメントにとって、
何より自分にとって本当に最高のアーティストであることを伝えたかったのです!!

ってことで本日は以上!!

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