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コロナ禍の中で新卒1年目を迎えることになった皆さんへ。勝ち抜くためにやるべきことをお伝えします

『仕事に情熱を燃やす』と起こることとは

『仕事に情熱を燃やす』
我々は10年以上、そんなシンプルなことをひたすら追求しながら、研修、採用、コンサルティングを事業としてやってきました。

“情熱”という言葉の定義について、辞書においては【ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち】とありますが、我々が考える“情熱”は、

【自ら目的・意義を見出し、諦めずに挑戦し続けること】を指しています。

我々が追求し続けている『仕事に情熱を燃やす』ということは、本人目線でも、お客様(クライアント)目線でも、企業目線でも、単純に素晴らしいことであることは明確だと思っています。例えば以下の通りです。

本人目線・お客様目線・企業目線


つまり、“無気力で感じが悪くいい加減な状態”よりも、“仕事に情熱を燃やしている”状態の方が、全てにおいて幸せが増えることは間違いないのです。日本が抱える大きな問題である、定着率(離職防止)や生産性向上にも、プラスに働くことは誰も疑わないと思います。

しかし、仕事に情熱を燃やさない、燃やすことができない状況が多いのも、今の日本ではないでしょうか。


『仕事に情熱を燃やす』ことができない要因とは


我々は、この仕事に情熱を燃やすことができない要因について、大きく2つあると考えています。

1つ目は、時代・環境要因。2つ目が、ビジネスの根本的原理原則です。

①時代・環境要因

経済学者の世界的権威、ピータードラッカーはこう記しています。

「人類史上初めて、自分自身をマネジメントしなければいけない時代が来た。しかし人類はその状況に全く対応の準備ができていない。」

これはどういうことかというと、「なぜ、働くのか?」という問いに対する答えが、

「生きるため」(狩猟・農耕時代)と、「より豊かに生きるため」(産業工業・知識情報時代)

のように自然に用意されていた時代から、用意されない時代になった、ということです。

必死に働かなくても豊かに生きることが可能な部分が増えたため、「なぜ、働くのか?」に対する答えが見えなくなってしまったのです。

豊かになったこと自体は喜ばしいことですが、仕事が“必死にならなくてもいいこと”になったことで、それをすることに対する精神的な負荷の感じ方も合わせて増幅してしまいました。

それに対応するために、「なぜ、働くのか?」の答えを自分で描き、決定し、頑張る理由・成長する理由・情熱を燃やす理由をセルフマネジメントしなければいけない時代になっているのですが、ドラッカーが言うように、我々はまだ、それに対応しきれていません。

企業側も、「なぜこの事業をやっているのか」「個人は、なぜ仕事しているのか」「なぜこの事業に携わっているのか」「なぜこの職についているのか」の答えを、「生きるため」「より豊かに生きるため」では埋められなくなっています。

人間の情熱の源になるwhyに対して、becauseが見当たらないのです。

「えっ、別に一生懸命仕事しなくても、豊かに幸せに生きられますけど、、、」と考える人が多いという現実は今の日本に確実に存在し、かつ大きくなり続けているのです。


②ビジネスの根本的原理原則

『仕事の評価は相手が決める』という、仕事における絶対的なルールがあります。

どの業界・業種でも、サービスを依頼する・しない、商品を購入する・しない、満足する・しない、リピートする・しない等は、全て相手が決めるので、自分(企業)ではコントロールしきれないものです。

自分がどんなにおいしいコーヒーだと思っていようと、どんなに素晴らしい雰囲気の店内だと思っていようと、相手(お客様)が評価を決めるのです。

自分がどんなに良い料金体系だと思っていようと、素晴らしいサービスだと思っていようと、相手(クライアント企業)が評価を決めるのです。

つまり、仕事というのは、自分の思い通りにいかないことが圧倒的に多いものなのです。

・頑張って企画書を書いてプレゼンしても他社に負ける。
・どんなに笑顔で感じ良く販売対応をしてもリピートしてもらえない。
・人事評価でどれだけ上司の期待に応えても思ったより高好評にならない。
・新卒採用活動のために超多忙な社長と食事の機会を設けても、学生が他社にいってしまう。

このようなことは日常茶飯事で、例を挙げればキリがありませんが、

この、“自分の思い通りにいかない”ということに、情熱を奪われることが多々あるのが人間です。

『仕事の評価は相手が決める』という至極単純なルールを頭では分かっていながら、「もうダメだ、、、」と無気力になり、「どうせ頑張ったって、、、」と考え感じが悪くなり、「意味ないし、、、」といい加減になってしまうのです。

日本のビジネスパーソンが今こそ身につけるべきもの

以上の要因から、仕事への情熱を燃やすことができず苦しい状態にあるビジネスパーソンが増え続けています。

この問題に対し、我々が考える解決策を3つご紹介します。


①whyをマネジメントする
「なぜ、仕事に情熱を燃やすのか?」に対する「なぜなら」が見当たらない中で自ら目的・意義を見出せるようになるには、まず個人と組織それぞれの“情熱を燃やす目的”を考える必要があります。

(例)
●個人の目的
・家族を守り、幸せにする。
・休みに大好きな旅行に行く。
・地位や名誉を得る。
・好きなメンバーと一緒に目標を追いかける。 等

●組織の目的
・情報革命で世の中の人々を幸せにし、従業員の物心両面の幸福を追求する。
・クライアントの営業課題をインターネット広告で解決する。
・ファッションを通して、人々の自信を増やすお手伝いをする。
・心地よい住環境を提供する。 等

そしてそのそれぞれの“情熱を燃やす目的”がリンクするかどうかが、情熱を開発する上での分かれ道となります。

当然、個人と組織の目的がリンクすると情熱は開発され、リンクできないと逆の結果ということに、、、

ですので、組織(企業)としては組織の目的を個人に打ち出していく必要がありますし、共感してもらう努力をしなければいけません。

そして個人は、まず自分の目的をはっきりさせた上で、会社の目的とリンクさせていく努力をするということが大切です。

また、どちらか片方だけが努力できていればいいというわけではありません。

あくまで組織と個人の掛け算で決まるものなので、両方が揃わないと情熱の開発にはつながらないのです。

②行動の量をマネジメントする
仕事への情熱を燃やせるようになるためには、“自分の思い通りにいかない”というビジネスの原理原則に情熱を奪われず、行動の量を増やし、維持することが必要です。
そして、行動量を増やすには、以下の思考法を用いて仕事の捉え方を変換するアプローチが有効です。

エモマネ


③行動の質をマネジメントする
そして、上記の思考法により増えた行動の“量”を“質”に変換し、成果や生産性の向上につなげていくためには、『G-PDCAサイクル』という改善サイクルを用います。

[G-PDCAサイクル]

Goal(目標)

Plan(計画)

Do(実行)

Check(振り返り)

Act(改善)


『PDCAサイクル』は聞いたことがあるかと思いますが、実はこれだけでは不十分なのです。必ずGoal(目標)を明確に設定した上でPDCAを回しましょう。


弊社ではこの3つをまとめて『情熱マネジメント®』と呼んでいます。これは、気合や根性論ではなく、科学的アプローチで“情熱を開発し、管理するためのメソッド”です。

いわゆる天才と言われるようなトップ数パーセントの人々が自然におこなっているセルフマネジメントの技術を、誰にでも使えるような形にしました。

情熱マネジメント


『情熱マネジメント®』で、諦めずに挑戦し続けるビジネスパーソンに

ただでさえ様々な要因から仕事に情熱を燃やすことができないのが現状です。
それに加え、コロナ禍という未曽有の事態に対応しなければならず、思い描いていた入社1年目のストーリーとは全く違う状況になっていることでしょう。

しかし、「自分のせいではないから」と、流され続けているままではマイナスの働きしか生み出されません。仕事に情熱を燃やしている状態の方が、素敵で、魅力的で、幸せが増えることは間違いないのです。また、いつだって大きな変化の時代に社会人になった世代は大きな成長を遂げ、新たな社会の主役になっています。

我々も少しでも皆さんの力になりたいと思い、こうしたnoteでの情報公開やプロジェクトを行っています。
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零細企業がおうちで過ごす ~with コロナ時代のリモートワーク×貢献活動記録~
https://note.com/genki_jounetsu/n/n0aedd5a67947
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皆で一緒に国難を乗り越えて行きましょう。
今回ご紹介した『情熱マネジメント®』が、皆さんの成長のヒントになれば幸いです。


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