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ネオン「私たちは、いつも誰かと繋がることが出来る。デバイスひとつで色んな情報を見聞き出来る。けれど、どうしてもリアルな空気感…匂い……そういったものは伝えられない。……この場所の肌を刺すような熱気、オーバーヒートしたマシンの独特な匂いが…今生きてることを伝えてくれる」

ネオン「音も無く忍び寄って、振り返ったらいつの間にか、背中にぴったりとくっつきながら嘲笑の笑みを浮かべている……そうして対象を乗っ取り、自分の意のままに操る存在……マルシス。……今度こそ、あいつを絶対に逃さない。大切な思い出、記憶（メモリー）は、私が必ず守る！」

ネオン「戦うことが怖くないか？……怖いわよ。足を一歩踏み外したら、その下にある針山へ落ちる…、それを怖くないなんて言ったら嘘になるわ。でもね、私には自分の歩くその先に、目指す場所がしっかり見えてるの。だから頑張れる、戦える。だって前に進まなきゃ、辿り着けないでしょ？」

メーア・タラッタ【人の繋がりは巡り巡る】

メーア「音楽を聴いているとね、色んな想像が頭の中に思い浮かんでくるんだぁ。穏やか旋律は川辺に座って日向ぼっこしていたり、アグレッシブなビートはお姉ちゃんのこととかね。音はインスピレーションを刺激して、私に高揚感と強さをくれる。わたしも人に勇気をあげられる歌を唄いたい」

メーア「メロディには心が乗るの。言葉にも心が籠る…、嬉しかった思い出、伝えたい想い、昔から人は声と旋律で大切なことを語ってきた。
手を叩けば楽しくなる、口笛を吹けば桃色の花びら舞い散る穏やかな春が聞こえる。
人や自然は、音で世界を作れる。わたしが大好きな命の魅力だよ」

メーア「わたし、自分の本当の誕生日はわからない。けれど、祝われる日はあって、祝ってくれる人もいる。だから知りたいと思うこともあるけれど、寂しかったり、不安に思ったりはしないよ。今日も、明日も明後日も、誰かにとっての誕生日で、必ずどこかで祝い事がある。とっても素敵だね」

マリアンナ「魔力は生命に平等に与えられるべき力─、これは我々聖魔法教会『フレンザ』の教えの中でも語られること。しかし我々は…世界を守る魔法の使い手は、平等な"存在"であってはいけない。神より使命を預かる天使には、悪しき滅ぼす刃が必要…、悪に逆らう余地など与えはしません」

マリアンナ「お答えしましょう。勇気とは恐れぬことではありません。恐れに立ち向かう意志のこと。意志は来る冬の凍つく風に備える情熱の炎。胸の炎が全身の血を赤々と焚き付ける限り、恐れの影は貴方を包むことは出来ません。手に熱を感じますか？握りしめ、胸の炎を今こそ感じるのです」

マリアンナ「誰かが導いてあげなくてはいけないのです。人とは常に迷うもの。未来へ希望を見るが故、今この瞬間を恐怖する者もいるのです。我々聖魔法教会の天使たちは、この広すぎる世界で居場所に惑う者たちの味方。悪しきが耳元で囁くようであれば、その舌を切り取って差し上げますわ」

ルアン「ルアンは頑張ること大好きですよ！自分が一生懸命やったお仕事とかに”ありがとう”って言われると、胸がきゅってします！あの感覚ってなんでしょうね？嬉しい？幸せ？そういったものでしょうか。あの気持ちは心の中に花が咲くんです。あの綺麗な花の為にも、ルアンは頑張れます！」

ルアン「大人になったら、ルアンはどんなだろうって想像します。メーアさんのように綺麗に、マオさんにように知的に、ヴィオーラさんのように穏やかに、ルージュさんのように頼もしく─、ぜんぶに憧れちゃいますね！…あ、みなさんが呼んでます！…いつまでも仲良しのルアンでいたいです」

ルージュ「待ってて！今助けてあげるから！─あたしね！小さい頃、おもちゃの指輪を大切にしてたの。ほんと、どこにでもあるような安いプラスチックのね。でもいつの間にか無くして、それっきりだったんだけど…、それがこの間見つかったのよ？……生きていればこそよ。絶対に諦めないで」

ルージュ「あたしが受けた祝福は人を癒すこと、救うこと、命を守ること。……あたしだからこそ出来る事や戦いがある。あたしはここにいて、信じてくれる仲間がいる、それが生きてる意味になる！自分じゃなきゃ出来ないことが必ずあるんだ。あたしの命は…人の笑顔に繋がってるんだよ…！」

アルコ「本当は、この世で一番欲しいものをみんな持ってるはず。命をね。
命の次に欲しいものは何？命と同じくらいに欲しいものは？それを思い浮かべたら、その在処へ向かうんだよ。夜は朝を目指して進む。花は咲く為に生まれる。欲望と共に歩き出したら、あとは前を向いて、その場所へ」