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Perplexityを使って学会発表テーマを洗練:AIの力で研究の準備を効率化

上司に「今度の学会、~について発表しよう」と雑に発表テーマを振られて、どう準備すれば良いかわからない…」と悩んでいませんか?

そのような方のために、AIツールの力を借りて「(上司から与えられた)当該領域の未解決課題を探し、それを基に調査、評価すべき項目をリストアップする」方法を説明します。

それでは具体的な方法について詳しく見ていきましょう

1.Perplexityを使って未解決の課題を探す

まず、未解決の課題を探るためには、Perplexityを利用します。以下のような質問をAIに投げてみてください。[reaearch topic]の部分は上司から与えられたテーマに合わせて変更してください。

Can you provide an overview of the unresolved questions, areas of controversy, or gaps in the current understanding of [research topic]?

こうすることで、当該領域の問題点や議論の余地がある部分を見つけることができます。

2.Perplexityからの解答を元にテーマを修正、絞り込み

上司が皆、研究テーマを後輩に提案する時に背景や先行研究について全てを把握しているわけではありません。(自戒を込めて…気をつけます)上司の振ってきたテーマは既に先行研究が多く成されている物もあったりします。そんな場合は切り口を変えてまだ知見がない部分に応えられるようにしてみましょう

3.Perplexityに質問して評価すべき項目をリストアップ

得られた知見を基にトピックを修正したら類似の研究の評価項目をリストアップするためにperplexityに以下の質問をしてみてください。[reaearch topic]の部分は変更後のテーマを入力してください

What are the most frequently assessed parameters, variables, or factors in past studies conducted on [research topic]?

これで、過去の研究で一般的に評価されてきたパラメーターや変数、要素を知ることができ、先行研究の文献も得られるため一石二鳥です。

最後に、細かいstudy designは取得可能なデータ項目を踏まえて上司と再度相談しましょう忙しい上司に研究の背景を手短にプレゼンしてに具体的な評価項目を示すことで、上司からより具体的なフィードバックを得られ、あなたの評価が上がり、研究のテーマが深まると思います!

学会発表の後は研究を論文化しましょう。

プレゼンテーションを効率的に作成する方法はこちら

臨床研究から英語論文までの道筋はこちらが勉強になります。英語論文化するには研究立案の時点である程度しっかり検討しておかないと後で苦しくなります。

プレゼンテーション資料を作成する際のデザインの基本はこちらが勉強になります。センスがなくても理論である程度スライドの見栄えは良くなります。私が指導している大学院生達にもこの本を勧めていますが在学中にスライドは見違えるほどよくなります。


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