マガジンのカバー画像

ChatGPT優良記事

44
無数にあるChatGPT関連の記事の中から個人的にブックマークしておきたい必読記事を集めています。医療、研究関係でも応用可能という切り口です。
運営しているクリエイター

#AI

ChatGPT時代の開発テクニック①: ChatGPTにエラーの原因を語らせよう

こんにちは、IVRyでAIエンジニアをやっているべいえりあです。今回は自分が最近使っているChatGPTのプロンプトの改善方法について書いてみようと思います。 皆さんはChatGPTのプロンプトをいじっていてなかなかChatGPTが言うことを聞いてくれないという事態に遭遇したことはないですか?本記事を読めば、そんな時にChatGPTに言うことを聞いてもらえるプロンプトが素早く見つけられるようになるんじゃないかと思います。 従来の機械学習・プロンプト開発について具体的な手法

ChatGPTを征服する: 七里式プロンプト「8+1の公式」を解説

はじめにプロンプトは、ChatGPTのような高度なAIを使いこなすためには欠かせない技術となっています。今回は、いま日本で一番 ChatGPT を使い倒している経営者兼プロンプトエンジニアの七里さんが考案した七里式プロンプト「8+1の公式」をご紹介させていただきます(※七里さんの許可を得て紹介しています)。これは、最大限の成果を生み出すためのプロンプト制作に役立つ独自の公式で、ビジネスや個人利用において、効果的な応答を生成するための鍵となります。 本記事では、その概要から具

ChatGPT Pluginsの概要と作成方法

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

本当に使えるChatGPTプラグインはどれなのか?

5月12日、OpenAIがすべてのChatGPT PlusユーザーにプラグインとWebブラウジング機能を提供開始すると発表し、筆者も5月16日からプラグインの利用が可能になりました。 そこで、早速、どのプラグインが本当に使えるのかを試してみましたので、その結果を報告したいと思います。 1.プラグインの利用方法プラグイン又はWebブラウジング機能が利用可能になれば、ChatGPT画面左下のユーザー名をクリックして「Settings」を開くと、「Beta features」とい

ChatGPTのWebブラウジング機能をBingやBardと比較してみた

5月13日以降、ついにChatGPTでもWebブラウジング(検索機能)とプラグインが利用可能となりました。 ライバルのチャット型AIであるMicrosoftのBingとGoogleのBardは、既に検索機能を利用できますが、これらと比較して、ChatGPTの検索機能がどれほどのものか検証してみます。 上の本は、筆者が初めてChatGPTで書いて出版したサイバーパンク小説です。少し覗いていってもらえるとありがたいです。 1.ChatGPTでの検索機能の利用方法ChatGPT

仕事・ビジネスに役立つ!チャットGPT完全攻略ガイド【企業向け業務改善・DX】

本記事は、「チャットGPTって最近テレビで目にするけど、実際どう活用できるのさ?」と思っている方に向けて、ChatGPTの活用事例を具体例とともにできるだけかんたんな言葉で紹介し、企業やビジネスパーソンのAI導入の手助けになることを目的としています。 企業でのチャットボット導入を通じた業務効率化や、競合優位性を築くための具体的なアプローチを提案します。 チャットGPT (ChatGPT) って何?ChatGPTは、AI(人工知能)を活用して、さまざまな業務を短時間で高品質

エンジニア兼SF作家がGPT-4執筆支援を実戦投入できないか実験してわかったこと

絶賛から全否定、果ては人類滅亡論まで、色んな人がさまざまな評価をGPT4に下している。しかし、物書き目線とエンジニア目線が両方入っている評価はあまりない。非エンジニアの評価には「そのプロンプトやその使い方じゃGPTの良さは出ないだろ」とツッコミたくなる時がある。逆にエンジニアの評価は、なまじ今までの自然言語処理を知っているからか、GPTが凄く見えてしまってアウトプットの冷静な評価ができていないとこがある。エンジニア的には凄く見えても、作家として見るとまだ全然使えないなと思う部

GPT-4のハルシネーション(幻覚)の研究

3月14日、OpenAIから大規模言語モデルGPTの最新バージョンであるGPT-4が公表され、すぐにChatGPT有料版でも利用できるようになりました。 GPT-4は、その抜きん出た性能で一躍話題になる一方で、まるで事実であるかのような嘘をつくというハルシネーション(AIの幻覚)の欠点は、まだ克服されていません。 今回は、このGPT-4のハルシネーションについて、これまでよりも深く調べてみました。 1.ハルシネーションが起こる理由AIのハルシネーションとは、AIが生成す

GPT-4の性能をBingと比較してみた

 日本時間で3月15日未明、OpenAIが大規模言語モデルのGPTシリーズ最新バージョンであるGPT-4を発表しました。  GPT-4は、人間向けの試験問題やベンチマークテストで従来のモデルよりも高い成績を収め、日本語でもGPT-3.5の英語性能を超えているそうです。  また、GPT-4は、ChatGPTの有料版(月20ドル)に加入していれば、すぐに使用できます。  今回、MicrosoftがBingのチャットモードもGPT-4を利用していることを明らかにしました。そこで

プロンプトエンジニアリング応用編

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

プロンプトエンジニアリング基礎編

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

偉人や専門家の召喚による意思決定支援システム(by GPT-4)の紹介

何かの選択で困った時に、ChatGPTのGPT-4モデルに質問すれば、適切なアドバイスをもらうことができます。この時、賛成意見と反対意見で議論して、論点を明らかにすることができれば、さらに有効なアドバイスとなります。 このような観点から、仮想的な偉人や専門家にディベート形式で議論してもらって、論点を明らかにする意思決定支援システムを考えてみました。 1.偉人によるディベート(1) 性善説vs.性悪説 (2) マンションvs.一軒家 (3) いじめ問題 (4) カレー

自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム

GPTシリーズやお絵描きAIなど、ファウンデーションモデルの進化により再び大きな注目を集めるAI。自民党では2023年1月に「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」(座長:平将明衆議院議員)を立ち上げ、日本のAI戦略のあり方や政策提言について検討を進めて参ります。こちらのページには、各回のテーマや公開可能な資料を順次アップロードしています。 第20回以降の資料については、後任の事務局長の尾崎正直代議士の以下のNoteからご確認ください。 https://note.co

自動文章修正プロンプト for ChatGPT 4

noteの深津さんがTwitterで紹介していた文章を再帰的に品質アップするプロンプトを基に、自動文章修正プロンプトを作成しましたので紹介します。 1.自動文章修正プロンプトver1最初に考えたのが以下のようなプログラム型のプロンプトです。 これをChatGPTのGPT-4モデルに入力しました。以下がその出力結果です。 素っ気なかった最初の冒頭文を、文書表現を修正するだけでなく、内容も付け加えて、読み手の興味を引くハイクオリティの文章に書き直してくれました。 ただし、