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私が貯金をする理由

私は貯金が好きだ。
そもそもお金が好きなので、給料日は残高を見るのが楽しみだし、節約もする。
時には増やすために、仕事だけじゃなくて投資もする。

たまに、「貯金なんてしてどうするの?」と聞かれる。
どうもしない。お金が増えるのが好きなだけ。お金が貯まるのが好きなだけ。
勿論、欲しいものがあれば買うし、なければ備えが増えるだけだ。

逆に、「貯金がない」と聞くと、その人は大丈夫だろうかと不安になる。
一人暮らしや親の介護、その他様々な事情から貯金をしている場合ではない人だっているけど、そういうわけではないのに貯金がない人がいる。

私の祖母は貯金が出来ない人だ。
大きな保険金が入れば旅行や食べ物でとんでもない浪費をするし、貯金を使い果たしたら、子どもからお金を借りようとするし、お金がなくても一番安い食材は絶対に買わない。
基本的に良い人だが、そこだけはいつも理解出来ない。

「いつ死ぬかわからないのだから、貯金なんかしないで好きなものに好きなだけお金を使うべきだ」という考えがある。
それは一理あると思うし、実際私も本当に欲しいと思うものは我慢しない。死んだら買えないから。

でも、人間はいつ死ぬかわからないと考えるならば、「明日死んでもおかしくない」と同時に、「100歳まで生きてもおかしくない」ということもセットで心配した方がいい。

例え、今結婚したくなくても結婚するかもしれないし、結婚式を挙げるつもりはなくても挙げたくなるかもしれない。
子どもも要らないと思っていても、気が変わることだってあり得る。

結婚とかそういうものでなくても、そもそも老後の生活資金はどうするのだろう。
仮に一生独身で生きるとするなら、収入がなくなったら?定年後のことは?

生き延びちゃったら一生働けばいいって人もいるだろうし、実際そうなる人ってかなりいると思う。
でも、私は嫌だ。辞められるなら今すぐ辞めたいくらいなのに、年老いて体力ズタボロでもずっと労働し続けるなんて絶対に嫌。

だから、私は貯金をする。
早死にしても後悔しないように好きなことはちゃんとやる上で、仮に長生きしてしまっても大丈夫なように、少しずつ少しずつお金を貯める。
残高が増えたらニッコリして、時々総資産額を計算してムフフとする。

無駄な浪費は控え、絶対欲しいものは一秒でも早く買う。
無駄遣いを許せる程度の貯蓄、投資をする。
そして、時々自分が許せる範囲で無駄遣いをして、自分を甘やかす。

ゆるーくたのしーく生きていく為に、今の環境を最大限利用して、貯金をしていく。


P.S.
当記事、どうも5月下旬頃に書いていたnoteらしく、下書きに放置されたままになってました
ちゃんと完結した形になってたので、そのまま出荷しました。過去の自分、ありがとう(?)

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