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感情は自分の持ち物ではない

4月から人が減り、仕事(飲食系)の負担が増えました。

指示される側から指示する側に立たされ、それまでは見えなかったものが見えるように。



あのですね

楽をしようとするヤツ

がいるんですよ。

具体的には洗浄作業をしないヤツです。



製造はそれなりに面白いし目立ちますから、みんな進んでやろうとします。

でも洗浄は汗だくになる裏方作業なので、人気がありません。

マネジメントする立場でチームを見ていると、忙しさに紛れて巧みに洗浄作業を避けているメンバーがいる。

そいつにイライラするようになったのです。



上司に報告したことで同じ不満を抱く人が他にもいると知り、私のエゴは一時的に満足します。

が、予想通り、状況は改善しません。

自分の怒りと向き合う日々が続きました。



ヤツの動きを追っていると、周囲と大きな摩擦を起こしているのに気付きます。

物の扱いは雑だし、仕事は不備が多く、我が強い。

そんなヤツの至らなさに私は逐一反応して、身体が強張り、頭に血が上る。

余裕がなく、判断力が鈍ってミスが増え、怪我もしやすくなります。

結果、調和が乱れてメンバーが疲弊してしまう。



ヤツがいない日はチームワークを発揮して作業をこなし、心地良い疲労感で終われるのです。

純粋にただ働けばスムーズに事が運ぶのに、余計な意図があると軋轢が生じ、本来の流れを断ち切ってしまうのだ、と分かってきました。



できる(正しい)人だと思われたい。

できない(悪い)人を懲らしめたい。



あ〜これは…

この

他人を裁くことで自己正当化を図ろうとする

怒りの感情は

私のものではないな。



おそらく母のじゃないかな。

ずる賢く面倒事を回避する父と、それに怒る母。

幼いころから何度も見てきたシチュエーション。

私の中に巣食った母がその人に反応して戦いを始める。

私の身体はそれに巻き込まれているだけ。



だって私の本当の望みは、ヤツを監視して、サボっている証拠を集めて、有罪に追い込むことじゃない。

チーム全員で楽しく働くことだもの。



この気付きの後、立て続けに波が来ます。

近しい3人からそれぞれショックなことを言われる、という波。

かなり凹みました。



でもその動揺をあるがままにしておいたら、突然やりたいことが湧いてきたのです。

それを実現させるために諸々やっていると、あれだけ己を蝕んでいた

ヤツはなぜ楽をしたがるのか?

という思考が、いつの間にか消えていました。



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