九州1周チャリ旅その1。
先日、チャリでテント担いで九州1周旅行の旅に行ってきました。
忘れないうちに記録して置こうと思います。
もう、だいぶ忘れてきてるけどな!
まずは、フェリーで北九州まで行きます。
有明、豊洲の先の埠頭に「東九フェリー」という、東京ー徳島ー北九州間を結ぶフェリーが出てるんですね。
車やバイクでそちら方面に行く人達や貨物運搬用のお船。
個室もありますが、大部屋でもカーテンでセパレイトされてそれぞれの電源・電気もあるので、想像しているより快適です。
混んでなければ離れた席にしてくれるので、全然プライバシーも保たれます。
上下で6人部屋、上下左右で12人部屋だったりしますが、数人しか使用しておらず、行きと帰りで同部屋の人と出くわしたのは1回だけでした。
その他、船内にロビーや窓側の椅子もたくさんあり、自販で飲み物も食い物も酒も買えるしレンチンも出来るので、東京ー北九州の丸2日の旅中も特に困ることはありません。
風呂は24時間入りたい放題です。
往復で45000円くらい(片道料金は半分だけど往復で使うと割引が効く)で4泊であることを考えると、「移動費込みで九州まで1泊11000円くらいの船旅」って意味では1回やってみても面白いかもしれません。
深夜バスとかと比べたら圧倒的に自由だし景観も良いし風呂も入れるし、個室で家族や仲間と一緒だと、それはそれで楽しいでしょうしね。
最初は甲板に出て東京湾の海の風景を楽しんでましたが、すぐに飽きたので、以降はほぼずっと「酒を飲んで風呂に入って寝る」という時間を過ごしてました。
ちなみに、東京から出てしばらくは電波が入り、途中全く入らなくなりますが、四国に近づいたあたりから再び入り、以降ゴールまでずっとスマホは使えました。
が、帰りは部屋の角度の問題なのか自室では使えないのでロビーまで行く感じ。
ま、2日間スマホを使えない生活ってのも、たまには良いと思います。
乗り心地ですが、波による揺れはほとんどありませんでした。
が、部屋によってはエンジン音で「ドドドドド」とかなり強く揺れるので、そういうのが苦手な人は寝れないかもしれません。
寝てたら北九州の門司に到着。
極めて辺鄙な場所にあると言って良いですが、当たり前ですが「みんなそれぞれの交通手段を持って乗っている」ので、バス・タクシー・電車など全くない場所でも問題なく去って行きます。さようなら。
とりあえず北九州の市街を目指しますが、旦過市場という昭和全開のクッソ渋い市場がありました。
全く知らない場所でしたが、ガチで昭和が残った場所。
が、火事で結構焼けてしまったようですね。もったいない。
東京23区で育った子供が行ったらディープ過ぎて「なんじゃここは!」ってなると思いますw
北九州のギラヴァンツというサッカーチームのスタジアム。
海の真横に建っていてバックスタンド側が海側なので高く蹴り出すと海にボールが落ちるというユニークなスタジアムで1回見てみたかったんですが、マジで海の真横でしたw
数時間走り、波津(はづ)という福岡の上部にある海岸線の場所まで出る。
その後、道の駅むなかたってところの裏に公園があるので、近所の、コロナ最盛期の何もなくなってしまったスーパーかよ!ってくらい品揃えが悪い酒屋でチューハイを買い、テントを設置。
トイレで体を拭き、靴下、シャツ等を着替えて洗い、初日終了。
日焼けと疲れと風の音でほとんど寝れず・・・。
初めての九州、小倉から「ずっと普通に街だな」って印象でしたが、1番驚いたのは「八幡」という小さいけど小洒落た駅の真ん前に小高い山があるという光景です。
写真撮ってないんですが、関東平野の都市には絶対に見られない光景なので衝撃的でした。
初日は街をゆっくり走ったので58キロ。朝の5時半に門司港に着いてから10時間くらい走ってましたが。
続く。
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