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オリキャラを作る時に全員美形になりがちの対処法

創作をしている人なら分かるのだけど、物語を書いたりする時やオリキャラを作る時全員若くて美形ばかりになる事がよくある。
創作は自分の趣味や好きなものを投影するものだからある程度は仕方のない事なのです。よほどの理由がない限り、落書きでもわざわざ不細工なキャラを描く人なんていません。
いざ不細工のキャラを描こうとしたら美形描いているのに慣れてしまい、不細工が描けないなんてこともよくあります。
単発の落書きでも自分のオリキャラであることに変わりないから、不細工にさせたら可哀想だってなって罪悪感みたいなのを感じてしまう事があるのでしょう。
それに主人公や主要キャラはやっぱり未熟で伸びしろのある若い方が作りやすいと思います。すでに成長してしまったら、物語が作りづらくなります。こういうキャラは主人公の人生の先輩とか助言やお助け役とかの方がしっくりきますからね。
別に若くて美形キャラばかり作る事自体は悪い事じゃないのだけど、見ている側目線からすると、

「美形ばかりで作者のただの自己満足にしか見えない」
「美形ばかりで現実味がなくてあり得ない」
「他作品とありがちすぎてつまらない」

と、読者から飽きられてしまう事があるのです。
だから、美形が出てくる恋愛作品とかでもない限り、ストーリーものは特に美形ばかりを出すのも良くない事があります。モブですら美形揃いであれば、更に飽きられてしまうでしょう。

私も創作するときはやはりキャラクター全員美形になっていました。物凄い高年齢とかでも見た目は子供とかよくやりますよね。
つーか年寄りなんか描くの面倒くさいし、若くないキャラなんか出しても人気出ないだろって思う人も多いと思います。
ただ、このエイプリルフール企画で登場人物を作って分かった事があったんです。
「創作に制限がないから自分の趣味に暴走しがちになるんだ」
というのを。
わたしはこのエイプリルフール企画に出ているキャラクターは「全部私の声でやるキャラクターを作る」というコンセプトでキャラ作りを制限しました。
そうする事でそれでも若いキャラがまだまだ多くはあるけど、老若男女きちんとキャラが立っている作品を作り上げることができたんです。
自分の声だけでやるなら美形以外の違うタイプを演じないと演じ分けが苦しかったので、3枚目キャラとか普通に出しやすかったんです。
もしもこのエイプリルフール企画が私の声ではなく誰かにCVをお願いするものだったら多分全員若くて美形になってます(笑)

ということで、自分の声だけでやるつもりでキャラクターを作ってみましょう!

って、出来るかボケ!!
って言われそうなので、多声類でもなければ声活動していない人には私のやり方では何の対処法にもならないので、もちろんそういう人にも別の対策はあります。
先ほど言ったように、何かしらの制限をかける事です。
例えば、

「美形キャラは5人までにする」
「必ず〇〇枠を入れる」
「主人公の親キャラをもっとピックアップさせる」

などといった感じで自分のルールを決めていくとやりやすくなります。
自分なりの方法でやってみましょう。

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