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「為になるんだか成らないんだか?」 その七

「何処で暮らしたいですか?・・・」

人間社会は、否、地球は実に合理的で不条理な仕組みです。
人間が生まれてから閉じるまでせいぜい80-85年。
それも近年の寿命です。
1950年代ころは平均寿命は60数歳だった
縄文期は25歳くらいだったそうです。

まあ、測定値、方法は信じるとしてですが・・

私は1965年生まれで60なので現在、この年代の方達は?・・
74歳からそれ以降(お元気でしょう!多分)
ではその前、1900年頃の方は・・・おそらくご生存はほぼいない

何が言いたいかというと、人間50年・・
縄文の人からしたら私の年齢は奇跡です!

つまり幕末明治以降わずか150-160年の間に寿命は30年も伸びたことになります。
それは喜ばしい事です!・・よね?
・・・本当に?・・
人口が増加するということは人間社会も又そのすべての供給を
満たさなくてはなりません。
80億人すべてが衣食住はもちろん仕事も・・・

現実を見据えた時、産めや増やせでよかった事情と
現代の事情にはあまりにも違いがあります。
誰もがやがて訪れる問題を予見していたはずなのに
手を打てているのはほんの一部だけのようです。

綺麗ごとでは済まぬ切迫した諸問題に、
世界はどう対処しようとしているでしょうか?
皆さんにはどう見えていますか?

地球が膨張でもして今のままの環境を保つなら
80億だろうと100億だろうといけるのかもしれない。
でも・・そもそも「器」には限りがある
器の中の資源にも・・・・

宇宙なら・・ほかの星なら・・・と
なったとしても何ら不思議ではない。
太陽系には9つもの星があるのだから
一つがだめなら近い「お隣さん」に移住しようじゃないか!

「住めんの?」
「水は・大気は・食料は・・・・」
「とりあえず行って調べようじゃん!」
「今はまだ何とかなってるけど、うちの国だけでもさ?・・・」
「あいつ、ソ連さんち、先に着いたってよ!」
「う!うそー!!まじでー!」
「やっばい!戦争の支度なんかやってる場合じゃない!」
「それがさ、行ったら先に赤い国の旗あったって噂なのさ!」
「げ!うっそだあ!ありえんてぃー!」
「やばいな!それで?」
「なんか、先に住んでるやついたらしくて、こえー奴らで二度と来んな!
  って脅されたらしい。」
「来んなったって!偉そうじゃん!んな奴らぶっ飛ばせば?」
「それが、武器効かねーらしーわ・・・」
「え~・・・それまじか?」
「それでさ、反対側ならすっげー寒いしすっげー暑いらしいんだけど
 そこなら見なかったことにしてくれるらしいのよ!」
「見えてるほう?ウサギ側?」
「うん!ウサギ面・・・」
「・・・ならまあ、チャレンジしてみっか?行ってみっか?何回か
 行けばいろいろわかるっしょ!」
「だな~・・・!」
「20回くらい行けば何とかなるかなあ?」
「20回も!? そんな金!ドコサヘキサエン酸?どこにあるっぺか?」
「まず、ロスの大将に頼んでみっか?」
「チャイさんち?いやあ、取り返しつかねーぞそりゃあ!」
「何で?」
「ばっか!お前、そりゃあ10回分くらいかしてくれるかもしんねーけど
 そのあと言いなりだぞ!何言われても世界征服も加担するっつう事だぞ!」
「しゃあ~ないじゃん!んな金!ねーもん!」
「あ!わかった!ほかの国の奴らにもチャレンジさせようぜ!」
 それでノウハウ頂けばいいじゃん!」
「なるほどな!・・でも、どうやって?」
「行かねばならないように仕向ける!得意っしょ!俺たち!」
「だなあ!・・・フッ!フッ!フッ!」

な~んて陰謀みたいな事ではないでしょうが、
地球に住み続けられるように、
贅沢は敵ですぞー!
立派な家も、高級な食べ物も、無駄な高級車も、・・・
みんな本当に必要ですか?
(住めりゃあ、食えりゃあ、走りゃあいいいじゃないですか?)
夢がない?
それこそいつか悪夢に代わる化け物たちかもしれんのですよ?
まあ、いいですけどね・・

でも、この星に住めなくなっても?・・・
俺が生きてる間は大丈夫だろう!ってゲス人間には
なってはいけません。

今、つつましく、しかし愛情豊かに対処しないと・・
子や孫の世代は今よりもっと緊迫状況かもしれんのです。
兆候は・・世界中を見渡せばいうまでもありません
(今はネット情報収集できますから)

月は此処から眺めているから美しいのです。
そっとしときましょう・・・・











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