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異世界転生『男村と女村』巨大ロボット大戦編

自分の名前は岩丼泰好(いわどんやすよし)って言います。

自分の首から上はパイナップルに似ってるって言われていて、

そのせいで「パイナップル番長」ってアダ名で呼ばれているんです。

「さあて、今日も運送会社の仕事に出かけるとするか・・・」

自分はそうつぶやきながらベッドから起き上がりました。

身支度を済ませて玄関を出ると、自分の頭部を目掛けて、空から何かが近づいてきます。

どうやらそれは、すごく小さな隕石のようです。

「嘘おお!これって、やばいんじゃない?!」

隕石は、自分の頭部に命中しました。

ドカーーーン!!!

「うぎゃーーー!!南無阿弥陀仏!!おばーちゃん!!」

自分は、叫ぶと同時に意識を失いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次に目が覚めた時、そこは見慣れた天井ではなく、見たこともない部屋でした。

「ここはどこだろ? 病院かなあ?」

「窓の外は見たことがない世界だ!。なんか中世ヨーロッパの田舎町みたいな感じだね。
 行ったことないから知らないけど。」

自分が周りを見渡していると、部屋のドアが開きました。

入ってきた人は、年老いた男でした。

「お目覚めですかな?」

と、聞いてきたので、「はい」と答えました。

すると、老人は続けてこう言ったのです。

「お前様も、昨日の襲撃で怪我をされたんですかな?」

えっ?何言ってんのこの爺さん?

「いえ、自分は隕石が頭にぶつかったんですけど、貴方は誰なんですか?」と聞くと、

「ワシは、この男村(おとこむら)の村長ですじゃ。」

と、答えが返ってきた。

「えっ!?男村ですって?それじゃ、女村もあるってことですか?」と聞き返すと、

「なぜ、そんなことも知らないんじゃ、男村は、こんなに被害をうけてるというのに!、あなたも男なんじゃろ?」

と答えた。

「もちろん男ですよ。私はパイナップル番長と言います。男と言っても、自分、中年なのに独身なんです。実のところ、恋愛経験なしの童貞なんですが、お恥ずかしい話です。ぬほほほほ。」

村長:「えっ?、「恋愛」ってなんじゃい?、それに、「独身」や「童貞」って言葉、初めて聞きましたぞ。あなたは不思議なことを言うんじゃな。まるで別の国から来た人みたいじゃ。」

村長:「昨日も、女村(おんなむら)が攻めてきて、年頃の男がたくさん拐われてしまいましたのじゃ。パイナップル番長殿、あなたは年頃のようじゃが、よく拐われずに無事じゃったな。」

パイナップル番長:「自分、昨日は、自宅でオナニーして最高でしたよ。ぬほほほほほ。」

村長:「それは良かったのう。でも、ワシらの男村は、もうすぐ女村に征服されてしまうかもしれません。女村は巨大ロボットを持っていて、男を誘拐して子種を奪い取って行くのです。そして、子種を搾り取られた男は、ワシのように老人なってしまうのじゃ。」

パイナップル番長:「えっ、マジっすか?、これまでの人生では縁遠かったけど、女って怖いですね。」

村長:「怖いなんてあたりまえじゃろ?、だから、襲われる前に、逆に女村に攻め込んで、さらわれてしまった男たちを助け出さないとならない。どうにかならんもんかのう。そうじゃ!パイナップル番長殿、あなたの力をかしてくれんかのう?」

パイナップル番長:「えっ?、自分は童貞なんで女性には興味があるのですが、戦えるかどうかは自信がないです。しかし、お世話になった恩があるので、できる限り協力します。」

こうして、自分は、人生での初めての戦闘に参加することになったのだった。

村長:「そういえば、まだ名前を名乗っとらんかったな。ワシの名前は、椎 茸男(しい たけお)じゃ。シイ爺(しいじい)と呼んでくれ。」

パイナップル番長:「よろしくお願い致します。ところで、これからどこに行けばいいのでしょうか?」

シイ爺:「まずは、ワシの家に来てくれ。そこで対策会議をしよう。」

こうして、自分は、シイ爺の家に向かった。

しばらく歩くと、一軒の丸太小屋に到着した。

「ここがワシの家ですじゃ。さあ、入ってくだされ!」

と、案内されて、家の中に入った。

中には、小さな子供が座っていた。

「おお、クリ坊(くりぼう)や、ただいま帰ったぞ。今日は客人を連れてきた。」

と、シイ爺が言うと、

「シイ爺さん、おかえりなさい。あれ?その人だれ?顔がパイナップルに似ているね。おもしろーい。」

と言われて、思わずビクッとした。

「自分は、パイナップル番長と申します。以後、お見知りおきを。」

と、小さな子供に対しても深々と頭を下げた。

すると、子供は、

「ねえ、パイナップル番長、この男村は、子供と爺様しかいないんだよ。
 こわーい女村のキワーノ司令官がロボットに乗ってやってきて、村人を拐っていくんだ。
 僕のお兄ちゃんたちもキワーノ司令官に拐われたんた。
 今頃、酷い目に遭わされてなければ良いけど・・・」

と、心配していた。

パイナップル番長:「大丈夫だよ。君のお兄ちゃんたちは、自分が助け出してやるからな。安心して待っていてくれ。ぬほほほほほほほ(汗)。」

と、できる根拠はないが、元気づけると、

「本当?ありがとう。パイナップル番長さーん。」と、抱きついてきた。

パイナップル番長は、子供の頭を撫でながら、

「よしよし。君のお名前はなんていうの?」

と、聞くと、

「僕は、栗山 敬介(くりやま けいすけ)っていうの。よろしくね。男村の子供はみんな捨て子だったから、シイ爺さんが姓も名もつけてくれたんだよ。みんなから「クリ坊」って呼ばれてる。」

と、返事が返ってきた。

シイ爺:「パイナップル番長殿、お前様の姿を見て思い出したんじゃが、この村には古い言い伝えがあってな、それによると、『聖なる果実を頭部にした浅黒い巨漢、古代遺跡に降り立ち、太古の巨人に乗りて架け橋となるだろう』と言われておるんじゃ。」

パイナップル番長:「へー。それって、自分のことじゃないかな? 自分、身長は189センチあるし、体重は140キロ以上ありますから。それに、南国諸島の人みたいに色黒だしね。」

と、答えると、

「おお、確かにそうじゃな。顔も聖なる果実と呼ばれているパイナップルにそっくりじゃしな。この村の伝説のとおりじゃ。きっと、お前様が伝説の太古の巨人を復活させて、この村を守ってくれるんじゃろうな。期待しておりますぞ。」

パイナップル番長:「ところで、その古代遺跡ってどこにあるのですか?できれば案内してほしいのですが・・・」

シイ爺:「残念なことに、古代遺跡がどこにあるのか誰も知らんのじゃ。だが、この村から北に行ったところに鉱山がありましてな、そこに古代の遺物が眠っているらしいという噂を聞いたことがあるんですわい。」

パイナップル番長:「それならば、その鉱山に行ってみましょう。何かが判るかもしれませんよ。」

シイ爺:「おお、鉱山へ行ってくださるか。助かりますぞ!」

こうして、自分は、男村の村長であるシイ爺さんやクリ坊と一緒に鉱山に向かうことになったのであった。

シイ爺さんの家から出発して、北に向かって歩いていると、遠くの方から、爆発音が聞こえてきました。

「なんだろ?花火大会かな?」と、呟くと、

「ああ、この激しい音は、女村の巨大ロボ『クスコシックス』が暴れている音じゃ。昨日も村を襲ってきたのじゃ。」

と、シイ爺さんが教えてくれた。

パイナップル番長:「えっ?女村が攻めてくるなら、自分も戦わないと!」

と、いつになく やる気を出すと、

シイ爺さん:「おお、パイナップル番長殿、心強いですな。ですが、クスコシックスは巨大なロボットじゃ。操縦者の『キワーノ司令官』も只者ではない。生身で勝てる可能性は皆無じゃ。まずは伝説の遺物を蘇らせるのが先じゃの。」

パイナップル番長は「そうですね。分かりました。」と、答えました。

しばらく歩いていくと、前方に、女村のクスコシックスが現れました。

その姿は、真紅の巨大な遮光器土偶のような形状です。

操縦者が拡声器で話しかけてきます。

キワーノ司令官:「あら?お前達は誰?どこに行くのかしら?」

と、キワーノ司令官が聞いてきたので、

パイナップル番長:「自分は、パイナップル番長です。」と答えました。

すると、

キワーノ司令官:「まあ、パイナップル番長というの?私は女村の首領のキワーノ司令官よ。不思議ね、あなたみたいに年頃でも拐いたくない嫌悪感が湧いてくる男は初めて見たわ。他はジジイとガキしかいないから見逃してあげる。さっさと行きなさい!」

パイナップル番長:「あのう、すみませんが、女村ってどんな村なんですか?」と、尋ねると、

キワーノ司令官:「ふんっ!そんなことも知らないの?仕方ないわねぇ。女村は男村よりずっと文明が進んでいるのよ。男村は原始人みたいな生活だけど、女村は高度な科学で成り立っているの。例えば、ロボットのクスコシックスだって女村が開発したのよ。男なんて股間に付いている精液以外は使い道がないのよ。まさに無価値ね!」

パイナップル番長:「そうだったのですね。」と、この世界を理解しました。

パイナップル番長:「ところで、あなたは、男村を襲って男を連れ帰った後、どうするのですか?」と、質問すると、

キワーノ司令官:「そんなの決まってるじゃない。男村の男たちを拐ったら、男の下半身についているところから機械を使って精液を絞れるだけ絞るのよ。精液が枯れてジジイになったら男村に戻してあげるわ。」

パイナップル番長:「そうなのですね。では、搾り取った精液は何に使うのですか? まさか飲んだりしないでしょう?」

キワーノ司令官:「何言ってるの?頭は大丈夫?。精液は、女村の女たちの膣に、このクスコシックスを使って注入するのよ。女が女子を産んでるから、女村は繁栄しているの。たまに生まれる男の赤子は無価値だから、男村に捨てるのよ。無価値な男子でも14年もすれば子種を採取できるからね。」

パイナップル番長は、「ええっ?それは酷い話だ!、セックスしないのか!!」と、憤慨した。

一同:「セックスって何???」

シイ爺:「セックスは知らんが、パイナップル番長殿、この村が、ワシを含めて、みな 爺か子供ばかりなのは、女村の力が強くなったのが原因なのじゃ。だから、キワーノ司令官なんかと話していないで、早く鉱山に急ぐのじゃ。奴らに捕まったら、大変なことになるぞ。」

パイナップル番長:「わかりました。急ぎましょう!!」

そう言いながら、自分は、シイ爺さんたちと共に鉱山に向けて走り出した。しばらく走っていると、鉱山の入り口らしき場所にたどり着きました。

シイ爺:「ここが鉱山の入口じゃ。」

パイナップル番長:「中に入ってみます。みなさんは先に帰っていてくださいねー!」

と、返事をして、鉱山の中に入ると、

シイ爺が「気をつけるんじゃぞー!」と返答してくれました。

パイナップル番長が鉱山の通路を進んでいくと、奥から、地響きのような声が聞こえてきました。

「よく来たな。適合者よ。ワタシはマザーコンピューター。5000年前に他の惑星からこの地にやってきたのだ。この世界には愛がない。女が男を搾取するだけの虚しい世界だ。この地に男女の愛を生み出してくれると約束するなら、ワタシの星の文明の力を貸そう。」

マザーコンピューターは、小さな球体の形をしており、宙に浮かんでいた。

パイナップル番長:「そうか!あの隕石はあなただったのですね。やっと思い出しました。自分はパイナップル番長、この世界に愛と平和をもたらすためにやってきました。」

マザーコンピューター:「うむ。ならば、今からお前に『エネマグラスリー』を授けよう!全裸に腰蓑姿に着替えるのだ!」という言葉とともに目の前の石でできた巨像が動き出し、表面の岩石が剥がれて巨大ロボットが出現しました。

その姿は、シルバーメタリックの巨漢が黄金色の腰蓑を装着したかのような勇猛な姿です。

パイナップル番長:「これが伝説の古代遺物『エネマグラスリー』ですか!、たしかに、クスコシックスよりも強そうです!」

と呟きながら、言われたとおりに全裸に腰蓑姿になって、コックピットに乗り込みました。

エネマグラスリー:「操縦者よ。お前は何をしたいのだ?」

パイナップル番長:「自分は、男村の村長であるシイ爺さんの頼みを聞いて、あなたを蘇らせに来たのです。力を貸してください!!。自分は童貞ですが、男女が愛し合う世界にしたいのです!!」

エネマグラスリー:「そうか。了解した。」

パイナップル番長:「しかし、どうやって操縦すればよいんだろう。ハンドルもレバーもアクセルもないぞ。」

エネマグラスリー:「起動開始!!」

すると、コックピット内にプラグのようなものが2本伸びてきた。それを表現するならばオナホールとアナルバイブだ。それらのプラグがパイナップル番長のペニスと肛門に強制的に装着してくる。

パイナップル番長:「あああああっんんん!!、らめぇ!前も後ろも感じちゃう!!」

エネマグラスリーは、パイナップル番長が装着したオナホールとアナルバイブから神経を伝わりパイナップル番長の脳内と機体をリンクさせるのだ。

最高度の文明にしかなしえない技術である。

パイナップル番長:「これは凄い!自分の意思通りに動くぞ!、これならば、キワーノ司令官のクスコシックスに勝てる!!」
と、呟きながら、パイナップル番長は、クスコシックスに立ち向かっていった。

クスコシックスは、両腕から強力な衝撃波を放ち、エネマグラスリーの機体に命中させた。

しかし、エネマグラスリーの真性ドエムバリア機能により、受けた攻撃は全て性感に変換されるのだ!

パイナップル番長:「ああんっ、気持ちいい!、らめー!、前も後ろもエクスタシー!。そうか、このエネマグラスリーはクスコシックスの攻撃を受け付けないぞ!、ぬほほほほ。キワーノ司令官よ。お前は自分には勝てない。もう無駄な抵抗はやめて降参しろ!」

キワーノ司令官:「まだまだ勝負はついていないわ。クスコシックスはエネルギーを充填して、もう一度、攻撃態勢に入れるのよ!」

パイナップル番長:「遅いぞ!。その前に、クスコシックスのエネルギー回路ごと破壊する!、エネマグラスリーの必殺技を喰らうがよい!」

その瞬間、エネマグラスリーの黄金色の腰蓑前部から、そそり勃つ巨大な輝く水晶のような陰茎が現れた!

パイナップル番長:「必殺っ!!、ポリネシアン・スペルマ・シャワー!!!(ドピュッ!!)」

エネマグラスリーの股間から大量の化学物質が放出され、それを浴びたクスコシックスは完全に融解してしまい、残骸の中からは全裸のキワーノ司令官が現れた。

キワーノ司令官は、身長185センチ、体重120kg、年齢40才程度のデカいオバサンだった。生まれて初めての敗北に泣きながら震えていた。

それを見たパイナップル番長が、エネマグラスリーから降りて、キワーノ司令官の元へと歩み寄る。

キワーノ司令官:「ヒィィー!中身まで全裸に腰蓑~!来ないでぇ!私は、女村の支配者よ!こんなこと許されないわぁ!」

パイナップル番長:「自分はこの世界に男女の愛が満たされるのを願っているだけです。拐った男たちを返していただければそれで良いのです。」

キワーノ司令官:「助けて!命だけは取らないで!」

パイナップル番長:「ぬほほほ。初めから命を奪うなんて思っていないですよ。自分、童貞なんです。キワーノ司令官、戦いの中であなたに惚れてしまいました。あなたとセックスがしたい。自分の童貞を貰って下さい。」

キワーノ司令官:「えっ?セックス?・・それって何?私とするものなの?」

パイナップル番長:「自分もセックスは初めてです。初めて同士は男がリードするって、昔よんだエロ本に書いてありました。セックスを知らない女村の女達を全員呼び集めてください。皆に見られながら、二人でセックスしましょう。」

キワーノ司令官:「わかったわ。女村のみんな聞いてくれ。私はパイナップル番長に負けたのだ。今日から男は拐わない。今、監禁している男たちは全て解放するように!」

キワーノ司令官:「そして、この勇敢なパイナップル番長と私は、これからセックスというものをするから、女村の女は全員が良く見ておくように!」

女村の住人達は、初めてのことに皆が戸惑っていた。

パイナップル番長:「キワーノ司令官、そろそろセックスを始めよう。自分は準備万端です。」

キワーノ司令官:「よくわからないが、よろしく頼む!。」

こうして、パイナップル番長とキワーノ司令官の初めてのセックスが始まったのだった。

パイナップル番長とキワーノ司令官は、全裸になり、抱き合っていた。

キワーノ司令官:「ねえ?パイナップル番長?キスって何?」と聞くと、

パイナップル番長:「自分もしたことないですが、唇を合わせることです。やってみますね。チュッチュッ、レロレロッ、ンフゥ~、ハァー、ハァーン、とても素敵ですぅ!」

こうして二人は長い時間 口づけをしていた。

キワーノ司令官:「さて、次はどうすればよいのかな?」

パイナップル番長:「AVからの知識ですと、まずは、お互いの陰部を舐めあうのでーす。」そう言うと、二人は69の体勢になった。

パイナップル番長が、先に舌でペロペロとキワーノ司令官の陰部を舐めると、ビクンと反応して、キワーノ司令官の身体が跳ねた。

キワーノ司令官:「ああーんっ、なんか変な気分になるわねぇ、これが恋愛なのかしら?もっと続けてちょうだい!」

パイナップル番長:「わかりました。もう少し激しくしてみます!」

パイナップル番長が、激しくキワーノ司令官の性器を舐めまわすと、今度はキワーノ司令官が、パイナップル番長の男性器をペロペロし始めた。

キワーノ司令官:「なんか先っぽから出てきたけど大丈夫?毒じゃないでしょうね?!」

パイナップル番長:「それはカウパーというものでガマン汁です!自分は完全無欠の童貞ですので病気はありません!ご安心を!」

キワーノ司令官:「なるほど、じゃあ、ちょっと味をしらべてみるか。ペロリ、おぉ~なんか美味しい気がするぞ!。」

パイナップル番長は「ぬふふ、では、そろそろ、本番行為に移りましょう。」と言いながら、裏ビデオで観た知識を総動員して、男性自身をキワーノ司令官の女性器に挿入した。

キワーノ司令官:「ああっんん!!痛いわ!でもなんか気持ちいい!ああっんん!!」

パイナップル番長:「うひょー!気持ちいいです!これがセックスというのですね!自分も初めての経験です!、ぬほー!自分はもう限界です!出しますよ!ぬほほ!イクッ!イクーッ!!南無阿弥陀仏おばーちゃん!!!」

そう言いながら、パイナップル番長は射精した。

キワーノ司令官:「なんか不思議な気分になってきた。ああっんん!!なんか来る!なんか来ちゃう!!ああっんん!!イックーッ!!」

そう叫びながら、キワーノ司令官も絶頂に達した。

パイナップル番長とキワーノ司令官は、全裸のまま抱き合いながら余韻に浸っていた。

それを見ていた男村と女村の村人たちは、最初のうちは、初めて見る男女の行為に驚愕していたが、そのうちに自発的に性的な興奮を覚えて、それぞれの男女たちが見様見真似でセックスを始めたのだ。

この世界に、たくさんの愛やたくさんの恋が一度に生じた瞬間であった。

こうして、この世界には、本当の意味で「恋愛」や「結婚」、「両性の尊重」という概念が生まれたのである。

パイナップル番長が、この世界に転生してから、30年が経過した。

彼は、「恋愛」、「結婚」と「両性の尊重」の概念を生み出し、この世界に人々に広めていた。

そして、元々は恋愛や男女関係とは無縁の中年童貞だったパイナップル番長の作りなおした世界は、まさに男女の愛に溢れた理想郷となっていたのだった。

喜寿77歳のパイナップル番長:「ぬほほ。これでこの世界の全ての村で、「恋愛」、「結婚」と「両性の尊重」の概念ができたぞい!、ぬほほ。しかし、「恋愛」、「結婚」と「両性の尊重」というのは、本当に素晴らしいものだのう!「恋愛」、「結婚」と「両性の尊重」は最高じゃい!!ぬほほほほ・・・

・・・ぬほほ・・・気がつくと、いつもの古びた和室の寝室で目が覚めた。

トランクスの中には大量の精子が放出されていました。

「あれれ?、なんだ、夢だったのか・・・ うわぁっ!、20年ぶりの夢精だ・・・」

と呟きながら、パイナップル番長は、パンツを洗って干しました。

パイナップル番長:「良い夢だったなぁ。そして長い夢だった。また中年童貞に逆戻りしてしまったが、まあいいか。未来には希望があるんだから!、それよりも、早く運送会社のバイトに行かないと遅刻してしまうな。」

そうつぶやきながら、パイナップル番長は見慣れた自分の家を出ていった。

「空を見上げても、やっぱり隕石は落ちてこないや!」

パイナップルば、今日、職場で、大室希和乃(おおむろ きわの)と言う女性と巡り合うことになるのだか、それは別のお話で。

☆☆☆☆☆本話完結☆☆☆☆☆

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)

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