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緊急事態宣言が解除されるにあたって~ある大学生の声~

 今月1日に緊急事態宣言が解除され、筆者の通う大学もすぐに対面授業が開始されるということであるが、筆者の通う大学での授業は以下の形態をとっている。

 ①フルオンライン講義で、試験はweb上でのレポート提出で代替

 ②フルオンライン講義で、試験はweb上で行われる

 ③フルオンライン講義で、試験のみ対面で行われる

 ④オンラインと対面を交互で行い、試験はweb上でのレポート提出で代替

 ⑤完全対面講義かつ、試験も対面で行われる

 緊急事態宣言下では、①、②、③の選択肢からどれかの形態を選択し、緊急事態宣言解除下では、④か⑤の選択肢のどちらかを選択することとなっている。よって、今後は、④か⑤のどちらかとなるのだ。



 対面をめんどくさがる人も多いし、一方で少しくらい対面で授業をしたいという人間もいる。筆者は、後者であるのだが、かといって、試験勉強もめんどくさいので、⑤より④が方が楽である。

 さらに、筆者の取っている授業は、試験一発(緊急事態宣言下ではレポート)で単位をくれるかくれないかが決まるものが結構の割合を占め、出席というのは、まったく考慮されないのだ。なおさら、オンラインは有難い。

 ただし、レポートというのも、少し曲者である。レポートには、本や論文から引用した文章を利用することもあるのだが、大学側は剽窃行為(簡単に言えば、勝手に引用すること=引用元を記さない)を見極めるための剽窃ソフトなるものを用意し、もし剽窃行為が発覚した場合、成績を悪くつけられる、最悪単位を認定されないというケースがほとんどである。(筆者が通う大学は、成績発表後に単位を再認定することはほとんどない)

 しかし、その剽窃ソフトなるものは、どれほど信用していいのか、甚だ疑問ではある。特に、レポート一発で決まる場合、例えばたまたまレポートに書いた文章が文献の文章と似ていて、剽窃ソフトに引っかかってしまえば、単位認定すら危うくなる可能性もあるので、怖い話だ。ぜひとも、スペックの高い剽窃ソフトを用意してほしいものである。


 だらだらと書いてしまったが、筆者の言いたいことは、「成績や単位認定に関して、レポートだろうと試験だろうと、大学側はもう少し透明性を確保することは出来ないのだろうか」ということである。

 ぜひとも、検討願いたい。


 駄文ですが、最後まで読んでくれてありがとうございます。評価は励みになりますので、どうかよろしくお願いします。


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