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麻生太郎さんの言葉~政治への関心とは何なのか~

 ここ数日は、ワクチンの副作用で、何もやる気が出ませんでした・・・、なるべく毎日何かを書こうとは思っているのですが。

 先日、100代目の首相として、岸田文雄さんが選ばれ、またそれと同時に約8年9か月もの間、財務大臣のポストにとどまっていた麻生太郎さんが、そのポストを離れることとなりました。

 彼の政治家としての評価は賛否両論でしょう。なので、筆者は麻生太郎さんの”言葉”に注目していきたいと思います。


 彼の”言葉”は、良い意味でも悪い意味でも、”バズり”ます。そして、以下の言葉も、Tiktok及びYoutubeのshort動画でバズりました。

「ワカモノは政治に関心がねぇっていうのをいかにも悪いかのごとき言う人がいっぱいいるけど、間違っていると思います。                  

 政治に関心がないっていうのは、そんなに悪いこっちゃありません。

 政治に関心がなくても生活ができるぐらい、いい生活してるという事ですから。

 アフリカに2年ぐらい住んでいた事ありますし、暴動が起きたらえらい騒ぎでしたし、他にも今、アフガニスタンに限りません、中近東等々で、その辺でボール蹴っ飛ばして遊んでたら、いきなり地雷踏んじゃって、うん、っていうようなところに住んでいる人、そういう所に生まれちゃった子は、

 間違いなく政治に関心があります。

 嫌でも政治に関心がなきゃ生活はできないから。

 だから、政治に関心がもたざるをえない国にいるよりは、政治に関心なくても生きてられる所にいる方がよっぽどいいです。(ママ)」


 2021年10月6日現在、short動画として27万いいねが押されており、見ているであろう世代層から考えても、ワカモノから一定の評価を得ている麻生太郎さんの言葉ということができます。

 この言葉で、彼は何を伝えたかったのでしょうか、もしくは私たちは、何を感じ取ればいいのでしょうか?


 「ワカモノに政治への関心を持たないであってほしい=そうであれば自分たちの思った通りに政治が出来るから」と、暗示しているのか

 「ワカモノが政治に関心がなくても、生きてられる日本ってすばらしい」って事を暗示しているのか

 「ワカモノが、政治に関心なくても生きてられる日本だけど、ワカモノにはもっと政治への関心を持ってほしい」と暗示しているのか


 色々な意見があって、当然です。


 筆者は、そもそも論なのですが、”ワカモノが政治に関心がない”というのは、オトナたちの押し付けであると思っています。

 ”政治への関心”を図る”道具”が変わり始め、それにオトナたちは対応できず、勝手に”政治に関心がない”と主張しているだけで、実はオトナたちが思っているほど、”ワカモノが政治に関心がない”という現実は存在しないと思っています。まあ、詳しい話はまたどこかで・・・・


 今回は、麻生太郎さんの言葉を紹介してきました。先に述べたように、様々な意見が存在するのは確かです。ただ、この言葉から何も感じないというのは、いささか可笑しな事のように感じます。


 駄文ですが、最後まで読んでくれてありがとうございます。評価は励みになりますので、どうかよろしくお願いします。




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