見出し画像

1159_個人的な体験

「人間とはそう言うものなんだ。
自分の1番ひどい経験を普遍的な経験にする必要があるんだ。それが一種の支えになるのさ。」
ホテルニューハンプシャー

今の自分の人生は誰にも理解し得ないものである。結局、すべては個人的な体験でしかないのだから。悲しみも喜びも、生も死も、有名人も一般人も、自分の人生にも他人の人生にも等価値に存在していて、意味があるのかないのかは関係なく、全ては流れていく。

切り取られた一瞬。他人と自分で共有したすべての場面と感情。内と外で介在されたエネルギー。

誰かにとってはどうやら支離滅裂で意味不明で、「なんでそんなにこだわってるの」って思ってる。

でも自分自身にとってはストーリーの大事な場面であって。他人にとっては羨ましくて晴れがましくて、でも自分にとっては全く意味のないことなのかもしれない。誰にもわからない、自分の尺度で個人的な体験を解釈するしかない。

全てを全て、肯定できないし否定する必要もないし、それを尊重するのか、無視するのかも結局は自分自身で。人生という大きな絵をどこをクローズアップするのか、俯瞰して見るのか。決めるのは自分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?