見出し画像

【R18】禁断の家庭教師:9章「私の告白と彼女の罰」

 レイコは私を見て微笑みながら言った。
「うふふ、当たり前じゃない。
私が自分で履いていたショーツなのよ。1枚足りないのなんて分かって当然でしょ。」

 そして私を悪戯っぽく睨んで
「そして、犯人はあの時にいた中ではあなたしか考えられない… 違う?」

 私はうなだれながら答えた。
「そうです…
僕が盗りました…」

 少し真面目に戻ってレイコが私に聞いた。
「どうして…? サヤカの下着と間違えたの?」

 私は俯いたまま小さく首を振り、
「違います…
レイコさんのだろうなって確信して盗みました…」

 レイコは首を振りながらつぶやく。
「どうして…?
サヤカのじゃなくて私のショーツを…?
分からないわ…」

 私はレイコの目を見て訴えるように言った。
「正直に言います。
僕はあなたの履いていた下着だから欲しかったんです…
洗っていない、あなたの履いていた下着が…」

 私はまた視線を下に戻してつぶやく。
「ごめんなさい…」

 レイコは首をかしげたまま、私に向かって言った。
「私のだから…?
あなたはさっきも私に憧れてるって言ってたけど…
だからなの?」

 私はもう一度レイコの顔に視線を戻して
「はい…
レイコさんの履いていた下着を触ってみたかった…
匂いを嗅いでみたかったんです…
僕は… 変態なんでしょうか…?」

 レイコは少し苦笑して
「いえ、あなたの年頃の男性なら変態なんかじゃないわ。
正常な欲求だと思う…
それは安心していいわよ。
でも…」

 まだ理解できないという表情だ。

「で、私のショーツを持って帰って、あなたはどうしたの?」
興味深そうにレイコが聞いてくる。

ここから先は

1,969字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

もしよろしければ、サポートをよろしくお願いいたします。 あなたのサポートをいただければ、私は経済的及び意欲的にもご期待に応えるべく、たくさんの面白い記事を書くことが可能となります。