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思ったこと、考えたこと。

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日常のなかで思ったこと、考えたことなどを、綴っていこうと思います。
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2022年2月の記事一覧

反ナショナリズム、反全体主義

Twitterでつぶやいたことですが、noteにも投稿させていただきます。 この機を利用しようと目論むあらゆる言説、団体、権力に対して、あらためて、抗議します。

僕たちにできること。

ウクライナに対するロシアの卑劣な侵略から私たちが学ぶべきは、 暴君の誕生しない政治システムの重要性 そして、 たとえ暴君が誕生してしまったとしても、その暴走を抑止することのできる制度。それをこれまで以上に確固たるものとし、恒久的に存続させることの大切さ ではないでしょうか。つまりは、 権力が独善的に戦争を選ぼうとするとき、そこにNO!を突きつけることのできる絶対的なシステム。 私たちに必要なのは、間違っても、"敵を殲滅できる軍備の確保"や、"先制攻撃を可能とする体

抵抗としての学び

権力を一手に集め、国家を自分たちの思うがままに操ろうと企む側にとって、最も都合のよいことは、この社会に住む市民たちが、思考を他者へと全面的に委ねる集団=大衆へと堕落してしまうことです。これ以上に統制しやすく、それでいて力に満ちた存在はいないですから。 だとするならば、僕たち一人ひとりの学びとは、まさに、権力のそのような思惑に対する真正面からの抵抗である、そう言えるのではないでしょうか。 何も、誰しもが難しい"学問"に挑まねばならない、などというつもりはありません。 昨日

現代"役に立つ"考

「役に立つ」、という言葉がある。『精選版 日本国語大辞典』では、以下のように説明されている。 やく【役】 に 立(た)つ その役に適している。使用して効果がある。用が足りる。 ※御伽草子・蛤の草紙(室町末)「うつくしきはまぐりひとつつりあげたり。〈略〉何のやくにたつべきとて」 では、「その役に適している」というときの「役」とは何か。同じく『精選版 日本国語大辞典』で調べると、いくつかの意味が解説されている。そのなかから、「その役に適している」の「役」に該当すると思われる

あきらめる資格がない、僕には。

この社会をめぐる様々な出来事や、そこに飛び交う言葉。最近、「それはいくらなんでも、あまりにあまりすぎる…」と、目や耳を覆いたくなってしまうことが多い。あいも変わらず、Yahooのコメント欄にはヘイトが飛び交い、あろうことか、国会議員が民間の出版物への"表現規制"を示唆するツイートをする。五輪での日本人選手の活躍を讃える韓国のコメンテーターの話が記事にされると、なぜか、「反日」と騒ぐ連中が現れる。 正直、げんなりしている。 もう、この社会は終わっている。何をやっても、手遅れ