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【建築と建設って何が違うの?】


先日、感染対策をしたうえで東京で開催されていた「建設・測量生産性向上展」に行ったというご報告を前回しましたが、その関連のお話です。

さて、突然ですが皆様ここでクイズです。


「建設」と「建築」。
さて違いは何でしょう??

業界では知らない人はいませんが、一般的には知らない人が多い、という認識だと思います。

答えは、
建築=建物に関すること(住宅はもちろん、ビル、体育館など)
建設=建築と、土木の両方に関すること(土木=道路、ダム、川、橋など、市民が利用するインフラなんかがそうですね)

なので、今回の展示会はわたしが普段出入りしている「建築」に合わせ、
「土木」分野でも活躍する様々なテクノロジーを見ることができました。

会場では、アメリカアリゾナ州にあるショベルカーを、リアルタイムでその会場から動かしてみたりする実演や、現場の測量を立体的に3Dでスキャンすることが出来るロボット等、まるでドラえもんにでも出てきそうなアイテムなどもありました。

図51

率直な感想として、
「土木(建設)業界は最先端技術を多く使っていて、一歩先を行く感じ、
一方で建築業界は、小ぢんまりしているというか、土木業界と比較すると
まだアナログな部分がたくさん残っているなあ」

と思いました。

土木業界は「インフラにも関わるので一つ一つのプロジェクトが大きい」という側面もあり必然的に、効率などをよりよくするように考える必要もある訳で、そうなるとこういった時代の先端を行くような技術も導入しないと世界とは戦っていけないのかな、とも自分なりに解釈しました。

画像2

インフラづくりでは重機も大型でしかも数多く同時に使われますからね。(こちらの写真はとある解体現場の視察の際の画像です。重機の無骨さが好きです)

今は建築業界は、建設業界とは差を感じますが、言い換えればまだまだ進化していく伸びしろがあるということ。


私たちのアプリ「GENCHO」も建築業界に風を吹かせるようなアプリになるよう進化していかなきゃ、と改めて思った一日でした。


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