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悪魔👿の池が微笑んだ

プロローグ 

 こんにちは、こんばんは、おはようございます。いつも、へらぶなばっかり釣っている玄武「基」へら 浮子師です。今日は先週末の驚きの釣行についてお話しします。
 何が驚きって、これまで5年以上に渡って、釣行のたびにそれはそれは厳しい結果をプレゼントしてくれていた地元のとある池が、今回は天使のように優しく微笑んでくれたからに相違ありません。

悪魔👿の池との出会い

 この池との出会いはかれこれ10年ほど前、まだ僕が自転車でエイコラエイコラと坂を🚴‍♀️漕いで登れていた頃に遡ります。子供の頃におばあちゃんちの前の農業用水路でやっていた鮒釣りを再びやりだした頃になります。
 へらぶな釣りでは、1日10枚以上釣ることを、ひとつ、ふたつ、みっつと数えて、10で初めて「つ」の付かない「とう」となる事から、『ツヌケする』と言いますが、ここは、なかなか『ツヌケ』させてくれない手強い釣り場でした。一日中やって1枚も釣れない、凸る(デコる)事もしばしば。
 一昨年の夏、本当に池の状態が悪い時期に、釣り友が14釣行連続凸という金字塔を打ち立てた、筋金入りの悪魔👿の池として知られています。

8年前の悪魔の池

新べら放流

見事な新べら(写真は頂き物)

 さて、このような悪魔👿の池日本代表とも噂される池に、1月12日、四国産のぴちぴちの新しいへらぶなが1トン放流されたとの噂を聞き、14日の土曜日にチャレンジしにやって参りました。
寒い中、放流に立ち会っていただいた皆さんには、ただただ感謝しかございません。ありがとうございます😊

 釣り方は新べら放流時の定番、両グルテンの底釣り❗️この池はこの時期、桟橋に釣り人が集まり、誰かひとりでも長竿で釣りだすと、警戒心の強い新べらがどんどん沖に集まり、短い竿では釣りにならなくなります。
 昨年、18尺(5.4m)迄の竿しか持ってない僕は痛いほどその洗礼をうけ、来年こそは、より長い竿をゲットしてこの雪辱を晴らすことを心に誓い…。

念願のシマノ飛天弓閃光L2の21尺をゲット❗️

飛天弓 閃光LⅡ  (飛天弓閃光シリーズのサイトへのリンク)

 昨年の秋口に差し掛かった頃だったでしょうか、僕の情報網に釣り具のシマノさんが長竿の飛天弓閃光シリーズをリニューアルするっていうニュースが飛び込んできました。なんとカラーリングがフルレインボー。ファーストインプレッションは僕も含め、皆、『何このサイケなデザイン???』って感じでした(笑)。
 それが、実際に市場に出回り、釣り場で目にするようになると、カッコいい❗️となり、日増しに人気が上がっているのを感じていました。
 そして、昨年末、色々考えた末に清水の舞台から飛び降りる決心をし、柏のブンブンでとうとう21尺をGETしたわけです。まあ、しょっちゅう飛び降りがちですが(反省)。

エサは定番の四季&わたグル❤️

僕の定番エサ四季&わたグル

グルテン四季は程よく開くエサ、わたグルはしっかりと鉤に残って纏わりつく感じのエサ。その日の魚のアタックの強さに応じてブレンド比率を変える事で対応します。今回は、四季:わた比率を1:1から初めましたが、最終的には8:2位にして釣っていきました。

浮子があまりに遠すぎて、見えないんです。

 へらぶな釣りにはリールがありません。釣り竿にただ糸を結んで浮子があるだけ。つまりは、下の下手くそな絵をご覧いただいて分かってもらえると嬉しいですが、竿より短い糸をつけた場合は、毎回エサを付けるたびにテクテク歩いて付けにいかなくてはなりません。逆に仕掛けが長いと、魚が掛かった時に力一杯合わせても鉤は動かず、魚を掛ける事ができません。

下手くそな絵〜、わかって〜。

 というわけで、どうしても竿に結ぶ糸はだいたい竿と同じ長さか、少しだけ長いくらいになるのです。そんで、へらぶなが桟橋から遠いエリアにしか居ないとなると自然に長い竿になります、さっきも書いた通り、閃光LⅡの21尺なので竿の長さは6.3メートルです。
 そして、この池の水深は結構浅くて1.5メートルなんで、浮子からエサ迄がだいたい1.5メートルにしないと魚がエサを食べても浮子に反応が出ませんし、そもそも浮子が立たなかったりします。と言うことは、竿に糸を結んだ所から浮子までの長さは、糸の長さ6.3メートル引く、浮子からエサまでの1.5メートルで、4.8メートルとなります。(ふぃ〜 ε-(´∀`; ) 疲れてきた〜。)

浮子は何処〜〜

さて質問です。僕が座っている所から浮子までは何メートル?

 答えは、竿の長さ6.3メートルに竿から浮子までの4.8メートルを足した、そう、11.1メートル。遠っ‼️
 で、浮子のトップの幅は1ミリ。11.1メートル先の1ミリの棒の動き。
見えません。絶対。

8倍率のスコープ

ということで登場するのが、スコープ。
8倍なので、11.1➗8で、1.3875。1.4m先の1ミリなら大丈夫。
おじさんにも見えます。
長竿釣りの強い味方です。

なんと、いっぱい釣れました

綺麗な新べら
美しい。まだヒレが赤い
浮子と記念撮影。

 エサを襷振りで振込み、出来るだけ狭い範囲で打ち込んでくと、魚が集まります。そうすると、一旦馴染んだ浮子が魚が寄る前より早く返してきたりします。途中でモヤっとしたりして、魚いるいる〜とか思っていると、黄色かその下のレモン辺りで一目盛ムズッっとアタリます。
 合わせると竿がしなって魚が掛かったのがわかります。
 閃光LⅡは軽量化されているにも関わらず、パワーがあってスッと上がってきます。いい竿です。
結局のところこの日はなんと30枚釣れました。

最高の一日でした。ありがとう‼️

この日はFuego 2の#11を使いました

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