見出し画像

【樹木note.02】キンモクセイ

こちらは、とある資格のために樹木を1つずつ勉強しつつ、学んだことを発信するシリーズです。
あくまで自分が知りたいところだけ書いてるので、他の情報はページの最後に参考サイトを張っておきます。
第2弾はキンモクセイです。

1.キンモクセイの基本情報/特徴など

あ

キンモクセイの名前は恐らく一度は聞いたことがあると思います。写真のようなコンモリした形をしていますが、まずは基本情報を整理していきます。

<キンモクセイ(金木犀)>
学名:Osmanthus fragrans Lour.var. aurantiacus
科名:モクセイ科
属名:モクセイ属
原産地;中国
形態:高木(樹高5~10m)
落葉/常緑:常緑
花:オレンジ(9~10月)
耐寒性:△、耐暑性:〇、耐陰性:△
用途:公園樹、庭園樹、街路樹、生垣、等
コスト:1m前後の苗木で2,000~7,000円/本

キンモクセイといえば、コンモリしたきれいな釣鐘型の樹幹が特徴的です。また、秋ごろになるとオレンジ色の小さな花が咲き、甘い香りを放つことも魅力の一つです。
空気のきれいな暖かい場所を好み、寒がりのため霜が降りるような場所では、生育は不良となりやすいです。
サイズは場所によってまちまちですが、普通に育てると5m以上の高木になり、横幅もあるのでかなり存在感が大きくなります。
ちなみに名前の由来(金木犀)は、犀(サイ)の足のような樹皮、ま黄金色の花を持つことからきているそうです。

2.使用されるシーン・良い点/注意点等

画像2

葉の色は深い青緑色ですが、照葉樹のため明るい印象となるので、公園や街路樹などの公共空間で幅広く使われています。学校の校庭で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?
大きく育てば、木陰を利用することができます。(立ったままは難しいですが)
「日本の三大香木」と言われるほど、花は甘い香りを放ち、香水にも利用されるので女性には人気の樹種かと思います。
ただ、結構すくすく育ち、ガタイ(?)も結構よいため、あまり小さい庭に植えて放置するとスペースがなくなりますので要注意です笑。(しっかり剪定すれば別ですが)
ちなみに日本に植生しているキンモクセイは全部オス(雄株)だそうです。

3.おわ

キンモクセイ

(今日もスーパーてきとースケッチです。)
以上、キンモクセイの簡単な紹介でした。
最初2回はポピュラーな樹木だったので、次回以降はもう少しマニアックな樹種を紹介できればと思います。
目指せ1日1樹木で頑張ります。(多分無理)

参考サイト

川崎みどり研究所
http://kawasakimidori.main.jp/
みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/


ご覧いただきありがとうございました。。。今後の見学先の交通費や書籍費などに充てさせていただきます。