【アフターコロナ】初任者教員が準備しておくべきこと【誰でもできます】
こんにちは、Genです。
こんな時期でも出来ることはたくさんあります。
僕が初任者の時、やってよかったことを紹介します。
さて今回はTwitterでツイートさせていただいた内容を深掘りしていきます。
初任者教員が今準備しておくべきことについて、解説します。
初任者教員が準備しておくべきこととは
ツイートに記載した以下の通りです。
⒈ルールの確立
⒉素敵だと思う先輩教員を見つける
⒊必要最低限の物を教室に置く
⒋他の教員の方と話せるようになる
⒌子どもたちの引き継ぎ内容を熟知
では、順番に解説していきます。
⒈ルールの確立
言うまでもなく学校で共同生活を行うのですから学校のルール、自学級のルールを自分の中で確立させておくのは必須です
・廊下は走らない
・時間は守る
・忘れ物をした時は誰かに相談する
上記のようなルールはごく一部です。他学級のルールも知っておくと良いかもですね。
〇ルールが確立していないとどういう事が起きるのか
よくある話で、「廊下を走ってはいけないというルールがあるにも関わらず、先生が猛ダッシュしている」といった話がありますよね。しかし実際は、走らなければいけない緊急事態だったという事も起こりうるのです。
このようなイレギュラーな場合でも子どもたちは必ず反応します。事前に考えられるイレギュラーを子どもたちと話し合っておくのもよいかもしれませんね。
他にも、その学校独自のルールを知らず、子どもたちに先生が注意されるといったケースもあります。
つまり、ルールは先生と子どもたちの信頼関係に大きな影響を及ぼすのです。
⒉素敵だと思う先輩教員を見つける
結論を述べると、真似ることから学んでいくことをオススメします。
また、目標となる人物像を明確にしておくのは大切なことです。
〇素敵だと思う先輩教員を見つけるメリット
・モチベーションが上がる
・自分に余裕ができる
・子どもたちと信頼関係を築きやすくなる
例えば上記です。
大人が素敵だと感じる教員は、案外子どもも同じように感じていることが多いのです。
目標となる人物像があれば、それだけでモチベーションに繋がります。素敵だと思う部分をまずは真似てみる。そこから自分の思う方向へ進んでいけばよいのです。白紙の地図ではどこに向かう事もできません。まずは、先輩教員の描いた地図をたよりに。おろおろと戸惑う先生には子どもたちは絶対ついてきません。
⒊必要最低限の物を教室に置く
結論として、完璧な教室では子どもの考える力は伸びません
問題があるからこそ、人は考えるのです。
なので、僕は必要以上に教室を完成させるのはオススメしません。
〇必要以上な教室の例
・事細かく教員が作ったルールを最初から提示する教室
・足りないものがない教室
・予備の予備まである物が溢れかえった教室
例えば上記の通り
こういった教室では、子どもの考える力がどんどんなくなっていきます。
教室は誰のためにあるのか、もう一度考えておきましょう。
⒋他の教員の方と話せるようになる
よくある話で、「誰にも相談できなかった」「自分一人でできると思った」といって心を病んでしまう教員の方がいます。
やはり、教員も人間。1人では何もできないのです。
子どもたちの指導や保護者対応、最近では地域の相談窓口のような場所になっている学校。自分のことですら、いっぱいいっぱいなのにどうすれば全てを解決出来るのか。それは一人では解決しようとしないことです。学校の先生でも会社員でも子どもでも一緒です。人はひとりでは何もできません。
つまり、普段からコミュニケーションを取っておくことで、自分を守ることにも繋がるのです。
僕も何度も助けていただきました。感謝しています。
⒌子どもたちの引き継ぎ内容を熟知
これをなくして教員は務まりません。
教員に保護者の方が求める内容も多様化しています。
〇熟知しておくことで回避できること
・子ども同士または保護者同士の関係悪化
・アレルギーによるアナフィラキシーショック
・教員子ども間での信頼関係の悪化
例えば上記のことです。
これ以外にも回避できる事故はたくさんあります。中には子どもたちの命に関わる問題もあります。事前の準備は欠かせません。
事前の準備がもたらすもの
それは安心・安全です。
子どもたちも、自分も安心・安全でなければそこで生活をしていくことはできません。
ここで紹介した準備するべきことはほんの一部だと思います。
他にも今思いつくものをあげてみると以下の通りです。
・授業スタイルを決めておく
・同じ学年の教員と共有すべきことを確認
・子どもたちが過ごす地域について理解を深める
考えればたくさん出てくるはずです。
子どもたちに考えることを学ばせるなら、まず自分がたくさん考えてみましょう。まだできることはあるはずです。
それもこれもあれもこれも、何のためか
あなたは何のために教員になったのでしょうか。
お金ですか?名誉ですか?おそらくここまで読んでいる教員の方は違かと思います。
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
初任者の教員の方は何度も見た文章だと思います。
この先何度も、先生という職業はとくに無我夢中になることでしょう。(僕も何度も我を忘れました)そんな時はふと思い返してください。
何のためにそれをしているのか。何のための準備だったのか。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださったということは、少なからず教育に関して興味をお持ちの方だと思います。どうぞいつでもご相談等ありましたら、ご連絡下さい。
僕の経験からお話できることは少ないかもしれないけれど、少しでもお力になればと本気で思っています。
また、少しでも多くの人の力になれますようにこの記事をシェアまたはツイートで広めていただきますと幸いです。noteのサポート機能でもありがたいです!
どうぞよろしくお願いします。
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