第618回：米債券レーティングダウン、開業間もないバイナンスの詐欺罪提訴、踏んだり蹴ったりの日本市場に後付けで日銀が詰め腹を切らされる

前回のコラムでは、本来あってはならない、日銀のフォワードガイダンスについて苦言を呈しました。深夜の2時に、日経新聞のリークから事実上の利上げを決行するなど言語道断であり、何となく呑気に『これでYCC修正織り込んだ―』みたいな雰囲気が腹ただしいことこの上なかったわけですが、案の定、日銀の謎ガイダンスから週が開け、日経平均は数日で1,800円近くの下落に見舞われました。ざまあみろ。じゃなかった、大変でしたね。いやだからホント、相場舐めちゃ駄目なんですよ。常に市場に敬意を払わないと、神様からバチが当たりますね。