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「MBA取得後のキャリアをどうするか、そもそも本当にMBAはいるのか」 葛藤の日々とその答え。

さらなるスキルの底上げのために、MBAをとりたいと考えるようになりました。しかし、アメリカでMBAをとるなら、学費や現地の生活費を含め約2,000万円ほどかかります。「いくらスキルの底上げのためとはいえ、2,000万円もかける必要があるのか。その資金があったら、MBAはとらずに自分で何か社会的事業を立ち上げた方が良いのではないか」そんな葛藤を一人で抱え、揺れ動いていました。

そう語るのは、今年2020年5月〜8月に実施したEMERGEプログラムに参加してくださっていた岡本さん。プログラムでの気づきをインタビューという形で伺いました。

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高校2年生の時に、「世界がもし100人の村だったら」という本に出会ったことがきっかけで、将来は途上国の子供たちの抱える問題に携わりたいと思うように。

大学卒業後の進路を検討している頃、周囲では長期休暇を利用して途上国へボランティアに行く周囲の様子から、ボランティアでは継続的・根本的な解決には繋がらないことを痛感。収益を上げることで持続可能な仕組みをつくることができる「ビジネス」に可能性を感じ、「ビジネスを通して途上国の子供たちに直接関わる仕事がしたい」との想いが芽生えます。

大学卒業後、玩具メーカーでアジア事業を担い、その後、外資系コンサルタントとして働く中でMBA取得を考えはじめ「MBA取得後のキャリアをどうするか、そもそも本当にMBAはいるのか。代わりに自分で何か社会的事業を立ち上げた方が良いのではないか。」という葛藤を一人で抱えていました。

ちょうどその頃、”自分のこれまで培ってきた経験や、元来持っている好奇心や価値観を、社会への価値に変えていくことを目的とし、講義やディスカッション、コーチングを通して自分の納得できる答えを見つけていく” 3ヶ月のオンラインプログラム「EMERGE」を勧められ、迷った末に参加。

3ヶ月間を通して向き合ったのは「MBA取得後のキャリアをどうするか、そもそも本当にMBAはいるのか」。

プログラムでは、自分の本当の価値観を再発見するところから始まり、ほとんど記憶が薄れかけていた小学校の頃の自分とも丁寧に向き合うことに。そこで再発見したのは、「本当の自分は、共通の価値観をもった信頼のおける仲間と、何かをつくった時にわくわくする」ということ。

自分の潜在的な価値観や、本当に大切にしたいと思っていることに気づき、そこから、「なぜMBAを取得する必要があるのか」の答えや進むべき方向性を自身で見出していった岡本さん。多忙なコンサルタントとしての日々の中、光の見えた先に向かって前に進んでいきたい。そう、話をしていただきました。


岡本さんのインタビュー全文は下記よりご覧いただけます。


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