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どうして先進国にはうつ病など精神疾患が多く、発展途上国には少ないの?

私は昔からすごく疑問でした。
日本は世界でも自殺率がかなり高いほうと言われてます。

ところが、発展途上国の東南アジア、アフリカ、南の島では
うつ病など精神疾患はゼロではないけど、すごく少ないって聞きます。


アフリカとか、食べ物も水もなかなか思うように手に入らないし戦争や災害や、疫病の危険には常にさらされてるんですよね。
移動も大変ですし・・・病院に行きたくても遠くて行けない人もいます。

何と言っても貧しさから学校にも行けない人もいるんです。


でも、発展途上国の人たちは心の幸福度は高いとよく聞きますよね。


過去記事で取り上げた国際協力士の原貫太さんが話題にしています。

原さんはアフリカに国際協力の活動のためによく行かれてますが、原さんご自身も、うつ病など持っておられるので説得力があります。


発展途上国と呼ばれる国に、精神疾患が少ないと言われる理由は、1つは運動量が多いからだと言われてます。

運動そのものは精神を安定させる働きがあるからだそうです。

そしてもう一つの大きな理由、これは私も納得しました。

横のつながりが深いから

です。


日本でも、地方と都会では都会のほうが精神疾患が多いと聞きますが、私は地方と都会両方を経験してますから本当によくわかります。

地方は、私の地元もそうでしたが、しょっちゅう親族が集まったり他人同士でも干渉し合うことが多いんです。(これはこれで、嫁姑問題など面倒なこともあります)


人の心を蝕んだり、バランスを崩す最大の原因は、孤独だと言われています。これまで、どれだけお金があっても常に愛情に飢えている人など情緒不安定になるのを何人か見てきました。

地方は、面倒なしがらみはありますが誰かが落ち込んでたら誰かが必ずかまうので、都会よりは孤独になりにくいです。

だからといって横のつながりが深ければ良いことばかりでもありませんし、発展途上国にはその国なりの問題を抱えています。


でも、やっぱり田舎にいたときは、過酷な状況で病みそうになる人が家族の支えで立ち直る姿を沢山見てきました。

愛情や絆の深さというのはやはり人の精神のバランスを保つのに必要なんだなと原さんの動画を見ても感じたのでした。


私が田舎にいた頃は、祖母(母方)がしょっちゅうご馳走を作っては孫たちを集めて宴会をしていたので、私もその頃が1番幸せだったかもと 思うときがよくあります。


でも、家族や親族で励まし合ったり支え合うことの大切さを感じました。私も祖母みたいにご馳走を作って、沢山の人を家に集めてホームパーティーするのが今の夢ですね〜。

原貫太さんの著書です。
オススメです。


また、世界でも幸福度が高いと呼ばれる、
フィジー在住の方の著書ですが、
フィジーでも横のつながりの深さが
幸福度に結びつくと書かれています。

こちらもオススメです。



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